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2013-03月

東電EM除染認可

2013-03-30 (土)

「膳循環の輪」(NPO法人地球環境共生ネットワークの通信)より以下の情報が得られました。
大変喜ばしい限りです。
次は「国がEMを認める」のがいつになるかです。

東電がEM を用いた除染作業費の賠償請求を認めました!
当NPO 復興支援活動におけるEM 供給拠点の1つ柴田農園(栃木県那須塩原市)は、原子力損害賠償紛争解決センターに
EM を活用した除染費用(30,150 円)の賠償を申請していましたが、今年2 月9 日、同センターの和解案を東京電力が全面的に
認め賠償することになりました。前例のない賠償でありEM 散布と除染の因果関係を説明するのに当初は苦戦されたとのことです
が、「丁寧な対応をすれば大丈夫だ」ということが今回わかりました。
柴田農園様は「30,150 円が欲しいから賠償請求をしたのではない。EM を用いた除染を東京電力に認めさせたかったのです」とコメ
ントしておられます。私たちに新たな可能性の道を拓いた柴田様に心から敬意を表するとともに、今後も多くの実践現場へ波及す
ることを期待いたします。

福島

2013-03-20 (水)

昨日の停電に対する緊張感の無さを見ていると、やはり絶対に原発はだめだ、と思ってしまう。
汚染水対策にしても、仮設タンクが増え続けるばかりで先の見通しが立っていない状態。
地下水汚染も拡大しているであろうが、調査もされていないのではないのか。
基準の7400倍の74万ベクレルのアイナメが出ても不思議ではない。
東京海洋大学の教授が、おそらく放射性物質を含んだ汚染水が大量に海洋に垂れ流されているのでは、と懸念しているが、常識的に考えれば自然な考えだ。
コンクリートのクラックからでも、汚染水は簡単に海に流れ込むのであるから。
東電は11年6月以降、「汚染水の海洋流出は止まった」と発表していること自体が大嘘なのである。
そして、その言葉を何の疑いも持たずに報道しているマスコミの能力に疑いを持たなければならない。

豆苗

2013-03-15 (金)

道内産の青物が出回ってきましたが、まだまだ、高値です。
「食と暮らしの安全」の情報によれば、工場野菜の出荷が増えてきていると言い、無農薬でミネラル分も多く、一般の露地物よりも良い結果が出ているが、微量ミネラルは完ぺきではない、ということです。
土の中で作られた野菜と、人間が計算して水溶液として流し込む栄養素では、違いが出てくるのは当然です。
根圏微生物は、作物との共生関係の中で様々な抗酸化成分を作り出し、それで作物は自らの健康を作り出しているのですから。
人間にとって本当に良い野菜は健康な野菜です。
姿かたちに惑わされてはなりません。
そうは言っても栄養価の低い野菜でも少しは人間の身体維持に役には立つわけで、少量の抗酸化成分と繊維質の補充にはもやしやほかのスプラウトなどがお勧めです。
先日は、豆苗の残りを生かしてみました。
2週間でこんなに大きくなりました。
プラステイック容器よりも焼き物が良いようです。
水の状態が悪くなりません。
EM-1(ほんの少々1000分の1くらい)とエンバランスピッチャーの水のおかげもありそうです。
雪印種苗などでは、スプラウトの種が販売されています。
要注意なのが、一般の種をスプラウトとして育てること。
種によっては農薬でコーテイングされているものが多くありますから危険です。
少々高くてもスプラウト用の種を購入するか、自前の種を採種するか、考えてみましょう。
*豆苗の場合、わき目が伸びてくる茎の高さでカットしなければ次の芽が出ません。
 三つ葉も同じように育てられます。
 種から育てる場合は脱脂綿を厚めに底に敷くと、芽はまっすぐ伸びます。
     カット直後 3月1日          3月15日30cmを超えた
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   スプラウトの種 アルファルファ、そば、ブロッコリー
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福島 甲状腺異常

2013-03-14 (木)

「他地域との比較で、大きな差は出なかった」と報道されている小児甲状腺異常の検診結果に疑問を抱いている人は多い。
福島の子供たちよりも、青森や長崎の異常率が高く発表されているのが何故なのか、ネット情報を探ってみた。
案の定、いろいろと出ていた。
東京新聞が本当に良く書いています。
測定時間。
福島では短いと数十秒、たいて2~3分で検査したとあり、ある親は異常なしと言われたが、念のため他の検査機関で検査してもらったところ二人ともに嚢胞が見つかったと言う。
その検査機関の医師が言うには、少なくとも10分以上かけて念入りに検査をしなければならないと書かれていた。
念入りに探せば見つかる異常を、あえて見つからないような検査をして、福島のほうが比較地域の長崎などよりも異常率が低かったという結果を導き出してしまったのだろう。
この結果を出してきている、福島県の県民健康管理調査検討委員会の座長である悪名高い山下俊一氏は3月で退任するという。
震災後、すぐに福島にやってきて、過度の放射能安全神話を語りだし、誰の要請なのか不明なまま福島医大に入り込み、そして、前述の委員会の座長に居座って、安全神話の続編を作り出そうと目論んでいたと思われる人物が、任半ばでいなくなることは何を示唆するのか?
福島原発の事故責任を東電だけに押し付け、予算を垂れ流していた官僚・政治家、そして、その安全を理論で裏付けしていた学者たちの誰もが責任を取らずに雲隠れしていることと重複して見える。

エンバランスピッチャー

2013-03-14 (木)

10年以上前から発売されているEMを混ぜ込んだポリエチレンやポリプロピレン、AS樹脂商品が水容器として商品化されました。
野菜保存袋などで、一般に広がっているエンバランス商品の一つです。
冷蔵庫に入れられるサイズのピッチャー1.3L、2.2L、据え置き用の水タンク12L、持ち運び用のタンブラー360mlの品ぞろえです。
塩素の抜けが速い、水がまろやかになる、お茶の出が良くなるなどの情報は得ていましたが、嬉しい誤算もありました。
今は水道水が冷たいので、台所に2.2lピッチャーを置いて、炊飯の時に加える水として、室温のピッチャーの水を使うだけで、ガスの使用時間が1~2割短縮されました。
ただし、そのままだと御飯の味が変わるような気がするので、EM-XGoldを数滴入れて美味しい御飯にしています。
御飯は冷たい水から炊くほうが美味しくなるのか?私の気のせいなのか?
ピッチャー2.2L 2940円、1.3L 2310円
水タンク12L 4935円、タンブラー1470円
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乳酸菌錠剤 そっと乳酸菌

2013-03-14 (木)

昨年はヨーグルトがインフルエンザ予防に効果があったというニュースが流れ、かなりの注目を集めましたが、EM由来の乳酸菌錠剤が登場しました。
多種多様な乳酸菌の中から、ラクトバチルスカゼイ株、ビフィドバクテリウムロンガム株、ラクトバチルスアシドフィルス株、そして、EM由来の乳酸菌株の4種類を混合しています。
アップルジンジャー味になっていますので、美味しくて、子供に預けてしまうとひと月分がなくなってしまうおそれも。
整腸剤として処方されることもある乳酸菌ですが、乳酸菌が作り出すポリリン酸が、腸の有害物質や病原菌から防御する役割を果たすことが報道されていました。
また、腸が免疫力を高めることもわかってきています。
しかし、脂肪やタンパク質が多い食事が腸に過大な負担をかけているとして、乳製品を摂取しないようにというお医者さんもいます。
日本人が漬物などの発酵食品から本来摂取してきた植物性乳酸菌が不足しているのです。
健康な生活を維持するために腸に応援隊を入れてみませんか。
ひと月分60粒で2500円です。
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無香消臭剤ビセーブ

2013-03-14 (木)

植物由来の原料を元に、EMが作り出した成分をブレンドした天然素材100%の消臭剤です。
もちろん保存料、香料、着色料は無使用の安全、安心な消臭剤です。
ペットの糞や尿の臭いには「ペット用」、衣類や生活臭には「室内用」の2種類があります。
今まで、農業資材のEM-1や家庭用のEM-Wの活用で、身近な臭い対策を行ってきた方が多いのですが、希釈したものを使いきらなければならない、希釈の倍率が良くわからないなどの声がありました。
今回発売された「消臭剤「ビセーブ」は、手間の全くいらないものです。
直射日光の当たらないところに置いておいて、いつでも気軽にシュッシュッ。
ただし、噴霧した後は、ノズルを90度回転させて、空気が入り込まないように閉めることをお忘れなく。
300mlで700円 付替え用300mlで500円です。
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コンポスター

2013-03-09 (土)

夏場は「生ごみ堆肥化講習会」で講師を務めているが、その参加者を対象にした「生ごみ堆肥化実践者のセミナー」が2月に5回催され、密閉式容器とコンポスターのまとめ役として参加。
NPO法人「北のごみ総合研究所」主催で、1回の総参加者は50人。
その4分の1がこちらの担当であったが、今回、コンポスターの実践者の話を取りまとめてみました。

まだ、生ごみだけを投入している人がいて、、「うまくいっていない」と「問題ない」と答える人がいた。
その中でうまくいっている人は
・地面から掘り込んで古タイヤ3本を埋め込み、地上部に1本置き、生ごみだけを入れている。
・コンポスターを深めに埋めて、生ごみだけ投入。

このお二方は、1年以上置くと、ミミズが大繁殖して勝手に堆肥化してくれるとのこと。
水分量の調節をするために、乾いた資材を混ぜ込んでいくのが基本ですが、水はけの良い土質、合わせて生物環境が良い土質であれば、生ごみだけでも、臭いや虫の発生が無いよう。
数個持っていて、短期間で満杯になることも条件のひとつ。
特に秋から春にかけて満杯にして、そのまま翌年まで置けば、虫の侵入もなく臭いが外に漏れ出すことも少ないと考えられる。
今になって考えてみると、ミミズコンポストと言えるのかも。

完全にうまくいっている人は、やはり、様々な資材を混ぜていました。
・段ボール式の資材の「ピートくん」を最初に底部に厚めに敷き詰めて、生ごみを入れ、その都度生ごみの姿が見えなくなるくらい撹拌する。(EMボカシも時々入れる)
これは、ある程度水分が増えてくると、微生物の活動が盛んになり、分解が促進されるので、屋外段ボール式とも言える。
私の2階の方が冬場を除いて処理しているプラステイック容器式よりも、底部に水分が抜けるので楽かも?

・密閉式容器で一次処理してから投入し、土を混ぜ込む。(分解が速い)
・落ち葉、土、EMボカシを混ぜ込んでいれば万全。
コンポスターは完全にマスターしたとのことでした。

ネズミ対策でもいろいろありました。
地下からの侵入防止のために障害物を設ける。
・焼肉用の金網
・コンクリートブロック
・タイル
・海岸から砂を持ってきて、据え付け部の周囲に20cmほどの深さと幅に埋め込む。
掘り進んだ時に、砂の感触を嫌がるのか、塩分を嫌うのかはわかりませんが成功したとのこと。
・殺鼠剤を使うにしても、カップの半分ほどに入れ、コンポスターの周囲にいくつかを半分埋めて固定して置くと、そこから巣に持ち帰り、後から食べて死んでしまうようだ。

成功する秘訣をまとめてみると
・3個以上あると手抜きも可能。
・乾いた資材を混ぜ込む。
・中からの水分をうまく外に出す(晴れた日はフタを開けるなど)
・有用菌を内部に増やす(EMボカシを混ぜ込むなど)

その他として、雑草の処理について
・密閉式容器で発酵したものと混ぜ込む(酸性が強いので根が死滅)
・土が付いたままビニール袋に入れ密封(熱で死滅)
ひと夏を経過させればほとんど分解されます。
落ち葉も同様で、高温が必要。(春にはすきこまないこと)

十人十色と言いますが、みなさんそれぞれに工夫をされていて、大変勉強になったセミナーでした。

ストーブの小爆発

2013-03-09 (土)

3月9日、今朝は、ストーブの警戒音で目が覚めた。
朝4時半、自動点火にしているストーブが「ピーピーピー・・・」。
慌てて飛び起きてストーブのスイッチを押し、消火しようとしているのだけれど、寝ぼけている頭は、何色が消火状態なのかすぐには理解できず、何度もスイッチを押していた。
なんとか、消火状態にして、衣服を着て防寒着を着て、吹雪いている外に出、積もっている雪の中をかき分けながらストーブの排気孔をのぞくと、案の定、雪が覆いかぶさって閉塞状態。
持っていた雪かきで除雪して、部屋に戻りようやくストーブを点けられた。

FF式のストーブの吸排気管が、完全に雪で埋没していると、酸素が供給されないために、ストーブが緊急停止するのだけれど、悪いことに、一度燃焼室内に呼びこまれた灯油が燃焼せずに残っているため、不完全燃焼状態で室内に排気ガスが流れ込んでくる。
泥酔でもしていて、警戒温で起きなければ、永久の眠りとなる可能性もあるのだ。
すでに今年は2回も小爆発を起こして、ストーブの修理をしてもらっていたので、よもやの3度目は防げたことで小さく安堵。
3度もストーブを壊しては大家さんに申し訳ない。
昨晩は9時まで目が冴えて眠られず、夕方飲んだ煎茶のせいかなどと考えていたが、この危険を察知していたのかも。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩