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2011-06月

寒い朝

2011-06-27 (月)

26日、日曜日の朝の4時の気温は5.5℃。
例年のこの時期は15℃前後なので10℃も低い。
放射冷却現象だったので日中は暖かかったが、なんともおかしな気候である。
毎日、目に見えて伸びてき始めた作物の状態が少々心配。
しかしながら、寒さのせいか、丹念に精を出したせいか、キャベツの青虫捕獲数が減少した。
50、40、36、9そして、27日の朝は6匹。
この5日間に4回のストチュウを散布しているが、やはり、もっと前から必要だったようで、かなりの食害が出ている。
カメムシ属のナガメという赤黒の体をしているものも数匹キャベツを食している。
7月中に巻いてくれるのだろうか心配になってきた。

 アブラナ科の野菜につくナガメ   かなり大きくなったキャベツ
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チェルノブイリへのかけはし

2011-06-21 (火)

福島原発事故で、にわかに注目を浴び始めたNPO法人「チェルノブイリへのかけはし」の代表野呂美加さんの活動が活発化している。
福島はもとより関東でも講演を行い、被曝への対処法について今までの経験から得た情報を提供している。
参加者はやはり子供を心配する母親たちが多く、実際に多くの子供たちに鼻血やだるさ、下痢などの症状が現れていると言う。
学校での年間被曝許容量20ミリシーベルトは、目標値1ミリまでと下げてはいるが、将来的な安全を保障するものはなにもない状態である。
「ただちに影響が出ない量」でしかないのだ。
「チェルノブイリへのかけはし」のホームページに一度アクセスして、より現実的な被害を実感していただきたい。
それにしても、野呂さんの活動には頭が下がります。

高畝式じゃがいも

2011-06-20 (月)

始めから高畝にしたジャガイモは、深さ15cmに入れたこともあり、芽が顔を出したのは通常植えより1週間遅い20日目。
畑の水分が抜けきらず、寒さもあって、播種が大幅に遅れたことが、これからどう影響するか、また、陽を当て芽を成長させる浴光催芽の効果はどう出るか。
少々、弱い感じの芽に見えるが、これから数本の間引きをするだけで作業がないことを考えると楽に感じるが、果たして?
とうきびは8割ほどが発芽。収穫は9月中旬か?
いちごは開花ご30日ということで7月初旬の収穫を楽しみにしているが、カラス対策を熟慮中。
タマネギは爪楊枝ほどの細いものが、それなりに分かつしてきている。目標120kg。
大根は30本ほど播種したが、葉の状態は良好。
早めのストチュウ散布で病原菌の予防効果がありか。
100株のキャベツは、半分ほどに青虫、3分の1ほどに卵が産みつけられており、中心部の食害も出てきていて、2日連続でストチュウ散布。半分が収穫できれば大成功?
キュウリは寒さで3度目の定植。
ヤーコンはまだまだこれからの感じ。
それにつけても、やっと暖かくなってきて、それぞれの成長が楽しみになってきたこの頃です。

奥左は通常植え、右が高畝式のいも  手前はとうきび
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ボカシ腐葉土・ナタネ油かすボカシ

2011-06-20 (月)

18日、苫小牧のプリンスホテルでボカシネットワーク北海道の総会が開催され、翌日は勉演会が催された。
NPO法人 苫小牧市手をつなぐ育成会の「るーぷしんとみ」さんが主体となり、総会には遠軽、幌延、芽室、中標津、北斗、余市、札幌、江別、白老、苫小牧の12施設30名と沖縄、東京のEM研究機構の職員2名、エコピュアの1名、北海道EM普及協会から5名が出席し各施設の活動などが披露された。
商品開発も多彩になされ、芽室の「オークル」さんは、「なたね油粕ボカシ」と「ボカシ腐葉土」を持参していた。
、「なたね油粕ボカシ」はボカシ化されている分、追肥として使用しやすくなっているはずで、これから、トマトやナスの追肥に試用してみるつもり。2kgで500円という価格も購入しやすい値段である。
「ボカシ腐葉土」は、プランターなどに混ぜ込むと効果を発揮しそうである。
お楽しみの懇親会では、あちらこちらに話の花が先、あっという間の2時間。
今年は、若い職員がふえたこともあり、華やいだ雰囲気が特徴的でした。
翌日は、一般市民の方も参加されて、市役所の方のお話と、生ごみを有効活用した数百坪で自給菜園をしている普及協会の阿部理事の発表、震災の悪臭対策や、川・お堀の浄化の成功例などの研究機構の方の発表で、EMの素晴らしさを皆さんに知ってもらえたと感じました。
お菓子やパン、卵なども販売され、売れ行き好調のようでした。
           勉強会の様子
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ナタネ油かすボカシ(500円/2kg) ボカシ腐葉土(500円/20ℓ)
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EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩