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2012-09月

健康座談会

2012-09-11 (火)

9月9、10日、横浜から田中先生をお招きして、札幌市の豊平、厚別の2会場で健康座談会を開催しました。
それぞれ20数人が参加して、医学の常識や病院に対する正しい心構えを教えてもらいました。
インフルエンザのワクチンは気休め程度のものでしかない。
なぜならば、インフルエンザウイルスは毎年変異していて、予防効果を多くは望めないので、製薬会社を喜ばせているだけ。
また、治療薬として使用されるタミフルの世界の生産量の8割が日本で消費されていることに、大きな疑念を持たざるを得ない。
インフルエンザウイルスの型が違えば効果はないし、初期投与のときだけに効果があり、十代の人間には投与を禁止している。
子宮頸がんワクチンに関しても、十数種類あるウイルスのうちの2種に対する抗体なので、他の4割の被患率に対するウイルスには、なんの効果もなく、ウイルス接種による死亡例も出ていることを併せ考えると、しないほうが良いのでは、と言われていた。
お医者さんの質にも言及していました。志を抱いて患者さんに接しているのは15%くらいなのではないか。
そうなると、自らが健康であるしかないので、どうすれば良いのかというと、「健康」になるための条件は、良い食材を摂る、添加物を避ける、発酵食品を摂る、身体にストレスを与えない、とのことでした。

EMを使って健康野菜を作ることは、ごみを減らすという環境面の効果のみならず、良い食材の生産、モノを作る喜びから得られる精神的な安定、身体を動かすことによる基礎代謝の増進など、いいことづくめです。
さらに、掃除、洗濯、風呂、台所でEM生活をすることで、空気は浄化され、衣類も長持ち、肌もつやつやとなり若返ること必至です。
意外と簡単なことです。
皆様もEM生活始めませんか。

追伸:11月3日の札幌での全国大会では、農業者に加えて、環境改善の事例発表もあります。道内の様々な優良事例が集められた事例集も配布されますので、皆様どうぞ、こぞってご参加ください。これから始めるEM生活の参考になりますよ。

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白菜の浅漬けによる食中毒事件

2012-09-02 (日)

腸管出血性大腸菌O157で多数の犠牲者が出ました。
この大腸菌は土中にいる常在菌であり、製造前に流水で良く洗浄すれば問題ないのですが、殺菌剤(次亜塩素酸Na)を使用していなかった業者にも製造工程の変更を指導し、殺菌を義務付けるようです。
次亜塩素酸Naそのものは、加熱すれば塩と酸素になりますが、台所洗剤「ハイター」の主成分です。
微量でも体の中には入れたくないものです。
今回の重度の被害者は、体力のないお年寄りと幼児でした。
腸内微生物が健康であれば、軽度で済んだ筈です。
自衛対策としては、日頃から発酵食品を食事に取り入れることです。
気を付けなければならないのは、浅漬けは発酵食品ではなく、乳酸菌を増殖させた本漬けとは全くの別物で、単なる調味液に浸された白菜で、乳酸による殺菌作用もなく、ビタミンなどの抗酸化物質は塩素と結合してしまっているので、少ないということです。

キャベツを使って簡単発酵
*ザワークラウト(すっぱいキャベツの意味、ドイツの漬物)の作り方
・材料 キャベツ~半玉500g、 塩~キャベツの2%、 ディルシード~小さじ1
    (ディルシードがなければ、おろしにんにくと胡椒を各小さじ1程度)
・1cmのざく切りを塩もみし、しんなりしたら重石を載せ冷蔵庫夏場で1週間
 酸味が出てきたら、ディルシードを混ぜる。冷蔵庫で保管
・生食、炒めもの、煮物、カレーなど、何にでも入れられます。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩