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2009-09月

江別エコフェア2009と菜園の秋処理

2009-09-28 (月)

江別市からの依頼で、26日に市民体育館で開催されたフリーマーケットと同時開催のエコフェアに出展。3年目となり、少しづつ顔見知りも増え、就労支援センターのニルシさんと隣り合わせで、生ゴミ処理のボカシ販売に力を入れました。昨年、ボカシを10kgも購入されたおばあちゃんが、「土がふかふかになって良かったよ」と言ってくれて、また今年も購入してくれました。数人の方には菜園の秋処理の大事さを話すと、それじゃあ試しに、と1袋持っていく方もおられ、「畑が良くなったら来年はもっと沢山買うから」と言う方もいました。菜園は大根や白菜を残して、少しづつ片付けを始める時期ですが、作物の茎・葉の残渣はごみとして捨てずに、畑に返すことが土作りの基本です。この時にEMボカシを加えることで、茎葉に残るタンパク質や炭水化物を冬の間にゆっくりと柔らかに栄養分を残しながら分解し、あわせて腐植質を増やしミネラルの減少を防ぎます。肥料分の少ない感じのところは鶏糞などの濃厚肥料を一緒にすきこむと、来春は楽しみが大きくなります。
   エコフェア(鉢の中には大根が育っています)(プラステイックボックスでの生ゴミ減量も展示)
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中学生からの手紙

2009-09-28 (月)

今月4日に職場訪問で来所した中学生3人から、それぞれが書いたお礼の手紙が届きました。「EMはヘドロが大好物」「生ゴミを減らせる」「トイレにも使われている」ことなどに驚いたようです。そして、3人に共通して喜ばれたのは、EMりんごだけで作られたリンゴジュースがとても美味しかったことでした。「奇跡のりんご」の青森の木村さんのりんごには及びませんが、EMを使用して減農薬・減化成肥料で栽培されたりんごを使い、ジュースにする前にはEM希釈液に漬けて、有害物質の洗浄も行っているものです。1ℓ6本入りで3150円と高めですが、リンゴジュース好きの方にはお勧めの一品です。子供たちがそれを美味しいと感じてくれたことがとても嬉しいことでした。
 猫のことも書いてありました。カワイイと言ってくれていたのですが。実は2人は猫アレルギーだったとのこと。鼻水やかゆみなどが出なくて幸いでした。これもEMでブラッシングなどをしているおかげかな?と思っています。
     EMリンゴジュース
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山の郵便配達

2009-09-24 (木)

1999年の中国映画でしたが、とても穏やかなやさしい映画でした。能力を認められて都会で暮らす孫からの仕送りを楽しみしている盲目の老婆に、配達人は手紙が書かれているかのように代読してあげたり、小さな村々を大変な道中を経ながら郵便物を流通させていました。効率だけを追求していけば、取り残されてしまう集落の人たちとの信頼関係がそこにはありました。そして、何よりも、一緒に村々を訪ねていくうちに子は親のしてきたことに尊敬の念を持ち、父親は子の成長を実感していく親子の感情の流れに心を動かされたのでした。

エンジェル祭

2009-09-24 (木)

昨年は全面改築工事中で開けなかったお祭りを、今年こそはと楽しみにしていた子供たちも、先月からのインフルエンザの流行で、踊りや演奏の練習が出来ないために今年も中止となり、23日には外来者の参加はなしにして、内輪だけのお祭りとなりました。焼き鳥とカレーとこちらが用意した綿あめだけであったが、準備している最中から、並び始めるほどの人気。今年は一般の市民の方がいなかったこともあり、子供たちに綿あめ作り体験をしてもらった。2,3歳の小さな子たちも何とか巻き取りをしてもらうことが出来、あっという間の2時間で今年のエンジェル祭は終了しました。来年は市民の方も参加できるお祭りになって欲しいものです。

美瑛町

2009-09-22 (火)

連休を利用して少々遠出。美瑛、富良野、金山と車を走らせた。美瑛でアルバイトをしている知人のところで、初めてトンブリのほうき草を見、白金の手前で青い池と大規模な河川工事と対面し、そして、金山でフレンチブルドッグ6匹のいる別荘を訪問した。美瑛町へは、農薬などの流入で汚染されているダムへのEM利用をと情報提供してはいるものの、畜産大学教授のEM嫌いで取り扱ってもらえずが残念を思い出し、白金の河川工事に予算の無駄遣い?という感じが消えずで、精神的なストレスの蓄積を、最後の金山の犬たちに癒されて帰宅したのでした。猫たちは大人しく就寝してくれ、なんと今朝は7時過ぎまで寝てしまったのでした。
       カラフルなほうき草 
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障害者自立支援法の廃止

2009-09-20 (日)

EMボカシを製造販売している施設の方たちから、自立支援法のおかしさをあちこちで聞いてきただけに、今日の新聞記事の「廃止」に納得の感を強くした。弱者を救える社会、助け合う社会、これ即ち天国。奪い合う社会、これは地獄である。10人の食卓にその数に満たない料理しかない時に、どのような行動を取るかで、その場は全く異なる。高齢者医療負担も同様に考えると、これからの20年ほどは、日本経済を復興させてきた先輩たちを少しでも楽に生活させてあげるのが、国としての責任であろう。ただ少々気になるのは、予算の組み替えで果たして全体のバランスがどうなるのかということである。
             本日の収穫
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収穫

2009-09-16 (水)

期待していたトウキビは、糖度15から17度と低目であったが、30本ほど収穫。昨年に比べると大きくなった。もう少し窒素分を補給しても良さそうだ。ミニトマトのレッドペアーもかなり獲れだしたが、生よりも加熱したほうが美味しくなり、オリーブオイルでさっと炒めて塩をふると晩酌用の一品が出来上がり便利。トウキビに這わせたインゲン豆は少しずつ収穫しているが、中央部に植えた春菊のせいか、トウキビ、インゲン共になりが悪い。地上部で光合成の邪魔になったのか、はたまた、地下部での根の競合に影響が出たのか、共生栽培の難しいところである。
       トウキビとインゲン
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スーパー雑草

2009-09-09 (水)

9月7日、NHKのクローズアップ現代によると、除草剤耐性の雑草が出てきているとのこと。宮城県では水田にオモダカが大量発生。福岡県では麦畑に数種の除草剤でも枯れない雑草が出ている。米国ではモンサント社の遺伝子組み換え大豆やとうもろこし畑で、同じく除草剤耐性の雑草が発生している。これはまさしく病院での殺菌剤による強毒化によるMRS院内感染と同じ理屈なのである。モンサント社では、複数の農薬使用で雑草除去は可能とのたまうが、複数剤に対する耐性を持ったものも発生していることを肝に銘じて欲しいものである。土壌改良による食料生産を目指し、環境を破壊するばかりの農薬使用は過去の技術として葬り去らなければならない。豆文化の日本が、その9割以上を輸入に頼る大豆の国内確保に向けて、消費者が国内生産者を支えるシステムも必要な時期であるかもしれない。

2009-09-09 (水)

4時半、9.5℃の気温。ついに10℃を切りました。昨年に比べると夏らしい日が少なく、秋が早く来た感じです。こんな気温でも朝帰りする猫がいる。昨夕の6時頃に私と散歩に出たままで、今朝4時に帰宅。もう7歳を越したというのに困ったものです。菜園の状態、トウキビはようやく実が充実してきたものの、少々短めで糖度は16度前後と低目。大根、白菜はなんとか成長しており、ズッキーニはコンスタントに収穫あり。じゃがいも、トマト以外は7月の悪天候を考えると良しとしなければならない。
               朝帰りのキロン
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生ゴミ堆肥化講習会

2009-09-08 (火)

6日、自給菜園の催し終了後、方付けも手伝わずに急いで札幌厚別のリユースプラザへ。6月に実施した堆肥化の勉強会の続編として、菜園の秋処理と冬場の生ゴミ処理方法を伝えた。密閉容器をすでに購入していて、実施してみたものの、長く置きすぎて臭いがトラウマになったという方もおられ、今更ながらに処理方法の伝え方の難しさを痛感。来年の説明書はもう一度熟考が必要のようである。
7日、新札幌駅近くのあつまちコミュニテイルームで、EM全般の説明会実施。昨年。国道12号線沿いの花壇管理をしているご婦人のボランテイアグループ「サルビア会」の活動としての咲き終わった花の処理時に、ボカシの提供と処理方法の指導を行ったことで、今年の土のふかふか度が違うことを実感されたとのこと。それで、EMのことを知りたいとなり、区役所からも2人の方が来られ、ボカシ作りを勉強された。予算でボカシの購入をしてくれそうな気配。また、会員の方それぞれがEM-1と糖蜜を購入され、これからは自分の庭の土も元気にするとの宣言で終了。アドバイスを続行する必要ありと心に留め置く。
  小さなポットにやっと咲いたひまわり
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EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩