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2019-01月
青年海外協力隊
2019-01-08 (火)
その1
1月4日道新の朝刊の「朝の食卓」欄を読み終えた後、筆者紹介に「スワヒリ語」とあるのに気付きました。
筆者の名前と顔写真を見ると、59年度3次隊の同期でした。
東京出身ながら八雲町の銀婚湯の近くで養鶏を営んでいますが、町の教育委員もしているとあり、しっかりと町に根付いているようです。
地元八雲の保育園の先生との結婚式に出席した二十数年前を思い出しました。
その2
以前にも紹介した、埼玉県で養護施設の施設長をしている協力隊同期の友人から新年の通信が届きました。
その中には、反応性愛着障害が原因と思われる癇癪持ちの子供に対する接し方が書かれていました。
些細なことで癇癪を起してしまった子供に、「○○ちゃん、プンプン虫が暴れちゃったね」と言って、問題をその子に負わせないで、客観的に捉えるようにし続けるようにしていくと、職員も感情的に叱ったりせずに冷静に対応できるようになり、子供自身も問題を客観視できるようになっていき、癇癪が収まった後には「プンプン虫が来たんだよ」などと言うようになるということです。
最近、年代を問わず「切れた行動」による事件が増えてきているように感じます。
成長期に顕在化させて昇華させるべき心の問題を、潜在化させたまま年を重ねてしまっていることが一つの問題なのかもしれません。
幼少期、少年期、青年期を通じて、身体的にも精神的にもぶつかりあうことが少なくなっていることは人格形成に大きな影響を及ぼしているように思います。
人間の心の動きの難しさを、再認識させてくれた通信でした。