Home > 過去ログ > 2018-09月
2018-09月
地震と原発
2018-09-08 (土)
9月6日早朝に起きた胆振東部地震に対して、政府の地震調査委員会は「石狩低地東縁断層帯」より下の別の場所で発生しており関連はない、と説明したとあった。
昨年の熊本地震でも従来の活断層と別な震源地での地震が相次いでいることを考えると、従来の原発立地条件の活断層の真上はダメなどと言っていることの愚かしさが際立ってくる。
地震の危険性が世界で最も大きい日本という国土には、原子力発電という危険極まりない設備は絶対に存在してはならないものなのではなかろうか。
さらに言うならば、今回、厚真火力発電所の停止による道内全域の停電などという、大きな被害を出している現状を見ると、大規模発電所システムに対するデメリットは社会的な大混乱を招くことが明確になった。
スペインのような、再生可能エネルギーを中心とした小規模発電集積型で全国的な電力コントロールシステムを構築していくことを望みたい。
台風と地震
2018-09-08 (土)
そして、翌朝3時。
夜明け前からチビと散歩中、突如ぐらぐら揺れた途端に街灯がすべて消えてしまった。
チビは驚いて家に向かって走り出し、真っ暗な部屋でローソクに火を付け、見回すと開けっ放しの食器棚の上段からコップ5個が落ちて割れていた。
不思議なもので、ビール用の陶器カップや湯飲み茶わんが落ちていたにもかかわらず、無傷。
どういう落ち方をしたのか?
水は出る、ガスは使える、ということで、冷蔵庫と冷凍庫の心配だけ。
じゃがいも、タマネギは沢山あるし、畑にはミニトマト、長ネギ、ズッキーニとあるので、食料の問題はなし。
お隣さんたちの声がするので表に出て、情報をもらう。
苫小牧付近、震度6、ここで5か、意外と強かったことに驚く。
外にいたせいで揺れを感じにくかったのかもしれない。
5時過ぎ、10km離れたリフォーム中の家を見に行くついでに近くの湧き水場に寄り道し、信号が作動していないので大きな道優先で到着。
中に入って異常がないことを確認している最中に余震、2くらいか?
柱と梁だけの状態だったが、揺れ方にも異常がないことに安心。
7時を過ぎると、本州方面から携帯に電話が入りだし、無事を伝えながらも長話をしてしまう。
昼を過ぎてから、携帯の電池が少なくなっていることに気付いたが後の祭り。
夕方には通話不可能になり、車のラジオだけが情報収集手段となってしまった。
いざという時のためには、車から取れる携帯の充電器を常備することが必要と感じた。
それとラジオと懐中電灯の電池、ロウソクは常備しておくことも痛感。
ここ西の里は、晩酌が終わった8時近くに通電があり、冷凍庫、冷蔵庫の中も無駄になることなく被災体験終了。
隣の厚別は停電中だったが、昨晩、通電があったようで、一安心。
震源地の亡くなられた被災者の方々の魂よ安らかであれと願う。
強風雨
2018-09-05 (水)