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2014-08月

児童の低体温

2014-08-18 (月)

児童の体温表

長崎県で活動している吉田利通さんの情報です。
次は低体温について、香川県仁尾小学校の事例です。赤の折れ線グラフは、1年生から6年生全体で平熱が36.5℃以上の児童の割合の推移です。
各月ごとに連続して3日間、朝の登校時に測定して、その平均値をその月のその児童の平熱としています。
食の改善などに全校で取り組み初めてから、平熱36.5℃以上を保持する児童の割合がどんどん上昇してきています。
おもしろいのは、3月と8月の急な落ち込みと翌月からの急激な回復です。
落ち込んでいる月は、長期休み後の登校時に測定したものです。
つまり学校給食が食べられない月だけ体温が低下して、給食を食べるとまた回復していることです。
この理由は、家庭での食事に私たちの基礎代謝を正常に保つために必要な微量栄養素がなくなっていることと、仁尾小学校の給食には微量栄養素を確実に入れる特別な工夫がされているからだと考えられます。
実は、仁尾小学校では給食を作るときに調理の最後に必ずあご(トビウオ)の粉末をダシとして振りかけ、粉末ごと食べていたのです。
その他、小魚の頭ごと調理・発酵促進食品を入れる・野菜の皮や芯を活用するなどを実践しています。
以上、転記です。

沖縄在住の知人からの情報では、食べ物は「クスイムン」と言って、「薬になるもの」という考え方が根付いていました。
食べ物に含まれる様々な栄養素が身体を作っていることをしっかりと認識していたのでしょう。
さらに、「鳴き声以外は全部食べる」と言うように、豚などもすべての部位を食べる習慣があります。
部位によって含まれている栄養素が違うので、出来るだけ全体を食したほうが良いということでした。
しかし、残念ながら、最近は食文化も変化してきて、長寿県のトップの座を明け渡してしまいましたが、北海道ではどうでしょうか。
豚肉の消費量は多くても、すべてを食べきる文化はなく、沖縄と違い、冬から初夏にかけての地場産の旬の野菜は手に入りません
本来、冬場においてビタミンなどの抗酸化物質を取り入れていた漬物も、市販のものは添加物が入っていて、カルシウムなどを排泄してしまうものが多くなっているようです。
一般に流通されている野菜の栄養価が少なくなっているのに加えて、食事量も減ってくるとミネラル不足になりがちです。
自宅で作った健康野菜を食卓に並べられているうちは良いのですが、なかなか難しいことが多いようです。
ご飯を噛む回数を増やしたり、煮干しの粉末を味噌汁に入れてミネラル補給も可能ですが、すべてにバランス良くとはいきません。
さらに、冊子「食品と暮らしの安全」8月号には、「ミネラル補給で睡眠時無呼吸症候群が改善した」、前号では、「蓄膿症改善」など体調の劇的変化が表れているとの情報が掲載されていました。
「ミネラルは大事な栄養」なのです。
キャベツの芯は縦に四つ切りにして料理すると、柔らかくトウキビの味がします。
綺麗に食べたトウキビの芯とひげ根を煮ると、ほんのりと甘いスープになります。
色々と試してみると面白いものです。

ほたる

2014-08-07 (木)

北広島と恵庭の堺に、ほたるを見たとの情報頂き、明るいうちに場所の下見をしに、現地へ。
教えてもらった場所に車を止めると、羽根を休めていたアオサギが飛び立ちました。
水田に近づくとカエルたちが慌てて水に飛び込み、良く見るとオタマジャクシもいて、この水田と確信。
カーナビに地点登録して帰宅。
そして、昨日7時半頃に行ってきました。
多少明るさが残る中、水田の所有者には申し訳なかったのですが、勝手に畔を歩かせてもらい、カエルがドボンドボンと水に飛び込む音がして、ゆっくりとホタルを探しましたが、見られず、雨模様のせいなのかと思っていると、いました。
足元に小さく点滅しているホタルたちが。
舞っているところは見られませんでしたが、数は少なかったのですが、確認できました。
30年ぶりでしたので、これほど小さかったかと自分の記憶の不確かさに驚きました。
来年は早い時期に見にいくつもりです。
真ん中の小さな明かりがほたるです。
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甥の長男

2014-08-05 (火)

2歳の誕生日までは、言葉が遅いと心配されていた甥の長男が、誕生日を過ぎてから驚くほどの言葉を発するようになりました。
その理解力と感性は素晴らしいの一言です。お風呂に入っていてもじっとしておらず、「出たり入ったりしないの」とおばあちゃんに言われると、「入ったり出たりじゃないの」と言い返し、ある時は、おばあちゃんと大おばあちゃんの言い争いを聞いて、「仲直りさせてくる」と湯船から出て行き二人を静かにさせ、ある時は、お客さんたちが帰った後に、しんみりと「淋しいね」とつぶやいたなど、2歳6か月とは思えない言葉を口にするとの事。
そして、昨日の電話では、大おばあちゃんの隣の部屋で仮寝していたはずが、隣の大おばあちゃんの部屋を開けて、居ないのに気づき、次に、トイレのドアを開けていることを確認すると、用を済ませるのを待ってから、大おばあちゃんの手を取りベッドまで連れて行ったと言う。
ゆっくりとしか歩けない大おばあちゃんにとっては、強い力で引っ張られ大変だったと言ってはいたが、家では誰もそんな事をしてくれたことが無いのに、どうしてしてくれたのか不思議だと話していました。
決して成績優秀な血筋ではないことを考えつつ、周囲では、昔の誰々が頭が良かったようだ、などと言いながらも、皮膚炎を治すためにEM-Xgoldを大量に飲ませてきたおかげだと考えています。

「マダムインニューヨーク」インド映画

2014-08-03 (日)

主人公はお菓子作りが大好きでとても古風な家庭的な母親ですが、英語を理解出来ないことで、夫は元より子どもたちからも軽んじられていることが小さな悩みでした。
そんな彼女が、姪の結婚式のためにニューヨークへ出掛け、一念発起して英語を話せるようになり、夫と子供たちの気持ちを変える、というお話でした。
年輩の観客が多く、穏やかに観られるものでした。
30年前には、モロッコの映画館で、映画と踊りありの典型的なインドの娯楽映画を、毎週観ていたので、とても懐かしく感じました。
心穏やかに、信頼のおける隣人たちと生活できることの幸せを、今更ながら大事なことであると再認識させてくれました。
一瞬のうちにその生活を奪ってしまった原発事故は、その人たちの人生までをも破壊してしまい、その代償は何をもってしても足りません。
ましてや、金銭で肩を付けられると考えている政治家は即刻、辞職するべきです。
また、検察審査会が東京電力の役員を起訴相当としたことは当然です。
ついでに、事故前の原子力委員会やそこに関わった官僚たちも責任を問うべきです。
3年以上経過しても、誰も責任を取らない不思議に怒りを覚えます。

映画[A2-B-C]

2014-08-03 (日)

日本本在のイアン・トーマス・アッシュ米国人監督の映画[A2-B-C]を観ました。
タイトルは甲状腺の異常のレベルを表すもので、映画は放射能に汚染されている地域で生活している福島の人たちを描いたものです。
その中では、まだ、放射能レベルが高い区域が点在しているにも拘わらず、行政、学校側は平常と同じ生活を実践させようとしており、危険性を問題視している親たちとの確執が顕在化していることを克明に描いていました。
事故後、放射性物質に対する安全基準が根拠不明のまま変更されたり、情報そのものの信頼性が疑問視されることが明らかになった今、本当の安全とは何なのかを国が結論つけないことに、良識ある人たちは怒りをあらわにしていました。
学校側との衝突もままあるようで、土砂入れ替えの除染作業がなされて、数値的には下がったグランドでの授業においても、風の強い日は児童の安全を考慮して、表には出さないとなっていたはずが、そうしていなかったり、給食の食材に、あえて福島県産のものを取り入れたり、甲状腺検査での異常の増加に対する見解が「検査に対する技術的な慣れにより、発見する頻度が増えた」であったり、まさに、原発事故前の生活を継続するべく、放射能の事は気にしないように誘導しているように見えました。
しかしながら、学校のフェンスのすぐ外側の水路は10ミリシーベルトを越え、敷地内に於いても立入禁止の立札があったり、危険な場所だらけにもかかわらずです。
そして、最も悲しいことは、正当な要求をする母親たちが、少数派であること、子供たちが自分の健康に不安を感じている事実でした。
「がん」の意味するものへの大きなストレスが心身に与える影響は小さくはないでしょう。
化学物質過敏症、食物アレルギーなどに対しては、全国的な事故の発生により、学校側も適切な処置を取るように改善されてきていますが、それと同様に、「放射能」に対しても極少数かもしれませんが、過敏な子どもたちがいる可能性を考慮しなければならないと思います。
こどもたちの生命を守るために、行政は考えられるあらゆる危険性を排除する義務があると考えます。                            
千葉の方の情報でも、同じような状況だと教えてくれました。
学校のグランドが基準値を越えていることを校長先生に伝えたところ、「他のお母さんたちには言わないで下さい」と言われた、と。
正当な主張が、いつの間にか異端者として扱われることになる社会は、お隣の国を非民主国家だと非難する資格はないし、恐怖社会に片足を踏み込んでしまっているのかもしれません。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

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里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩