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2012-02月

誕生

2012-02-29 (水)

姉の次男夫婦に待望の男児が生まれました。
昨年夏の兄の突然の事故死と同時に妊娠がわかり、お嫁さんは心を痛めていたようで、喜びは小さなものになっていました。
静かな正月が過ぎ、大雪の岩見沢が度々報道され、そして、ようやく2月8日に出産。母子ともに無事の知らせに安堵しました。
しかしながら、おばあちゃんになった姉はというと、4,5日ほど前から咳が出ていて、検査をするとインフルエンザに罹患していることが判明。
完全にインフルエンザのウイルスがなくなったと確認できてからのご対面ということになり、私も早く行きたかったのですが、昔の体験が思い出されて断念。
というのも、青年海外協力隊のアフリカからの帰国時に、軽い咳症状がありながら、在京の知人、親せき宅に宿泊。
後日、ひどい発熱、咳でひどい目にあったと連絡があり、保菌者としてあちこちに悪性の病原菌をばらまいてきたことを知ったことがあるので、しばらく様子を見ていました。
そして、誕生から19日目の26日に姉も一緒に初のご対面となりました。
4500gで生まれた私の半分以下で生まれてきた「瑛太」は、1週間で500gも増えたそうで、成長率1.2倍以上と驚異的な速さで大きくなっているようです。
EM-X Goldをお腹の中に居るときから飲んでいるので、頭脳明晰、運動神経抜群の人間に成長するとみな考えていて、将来は「医者でメジャーリーガー」になればいいと話が弾みました。
誕生祝は当然EM-X Gold、そして、お風呂用の特別EM活性液。
母乳が出ているときのお母さんの肌には、乳酸菌がもっとも多いということを聴きますが、お風呂に活性液を入れると、塩素の害がなくなり、EMの有用菌が肌を守ってくれますし、抗酸化物質が肌から吸収されるのでいいことずくめ。
いつ歩き出すのか、話し出すのはなど、これからの成長が本当に楽しみです。
お腹にいた時のことも聞いてみよう、などと言っていたのですが、昨夜のテレビでもそのことを取り上げていて、興味深かったのは、お母さんが偏食していたものを子供が覚えていたこと。
一人はスイカバーで、「お腹の中は冷たくて暗かった。スイカの味がした」。もう一人はりんごを3つくらいづつ食べていたお母さんのこどもは「アップルの味がした」と言っていました。
スイカやリンゴの味となる物質的なものが、へその緒を通して伝わっているとは考えにくいので、お母さんの意識が胎児の意識と繋がっていると考えたほうが納得がいく。
これは「暗い」という胎児の現実的な感覚と、「冷たい」「何かの味」というお母さんの現実感覚を、テレパシーのような能力で受け取る胎児の超能力的な感覚の両方が存在すると考えられるのだ。
太古からの言い伝えに、科学的な真実が多く含まれていることと、超能力の存在は何かで結びついているように思えてならない。

                 瑛太19日目
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北大かまくら祭

2012-02-23 (木)

一昨年からお付き合い頂いている、北大の環境グループPOPS主催のかまくら祭に顔を出してきました。
見知ったメンバーの大半は卒業したのですが、このイベントのためにわざわざ京都、東京から帰って来たという懐かしい顔もいて、孤立せずに済みました。
昨年に比べて雪温が低く、なかなかブロックが固まらないという状況の中、バケツで水を運び、せっせと積み上げていき、4時過ぎに私が着いた時点でも天井部分は大きく空いており、それまでの壁厚も薄く、見た目には塞がらないのではと感じました。
ところが、水に浸した雪を接着剤代わりにして、手のひらサイズの雪の塊を貼り付けていき、なんと5時過ぎにはきっちりとドーム状に塞がったのでした。
天井部分はもうほとんど単独作業で、周りの人間は遠巻きに見ているだけでしたが、完成したときは拍手がわきました。
物を作り上げる喜びを久しぶりに身近に感じました。
若い人たちとの交流はなかなか難しいものがありますが、分をわきまえてこれからも御付き合いしたいと思っています。
完成後には、七輪やバーベキュウセットでのジンギスカンで暖を取りました。
皆様お疲れ様でした。

生ごみ堆肥化実践者の集い

2012-02-20 (月)

北のごみ総合研究所主催の勉強会が2月2日から始まり、18日の5箇所目で終了しました。
今年初めての取り組みで、昨年までに堆肥化講習を受講して実践している方たちを集めての会だったので、ユニークな堆肥化をされておられる方もいて、大変参考になりました。
段ボール式、コンポスター、密閉式とそれぞれのグループに分かれて実践状況を披露し、疑問や改善点を話し合いました。
初回、2回目は1人だけでしたが、3回目は5人、4回目10人、最終回は9人となり、時間が不足気味になりました。
3回目までの参加者は失敗している方が多く、「堆肥化容器」というイメージを強く持ち過ぎていて、「分解される」と思い込んでいたのでした。
4回目5回目の方たちは、長期間、熟成させ過ぎて、堆肥、液肥ともにひどい臭いになっている方もおられました。
しかしながら、その堆肥、液肥の肥料効果の素晴らしさを体験している方もおられ、臭いを出さないために、「夏場で1週間、春秋で2週間」の処理期間の指導の際に、肥料効果の割合が少なくなることも説明しなければと感じました。
ひどい臭いの液肥に、ヨーグルト容器の洗い水を加えて臭いを和らげて散布しているとの報告もありました。
漬物樽や、一斗缶に野菜くずやマンションの周囲の雑草などを貯めておき、しなしなになったものを秋に花壇にすき込んで、綺麗なダリアやチュウリップを咲かせて喜ばれている方もおられました。
資器材にお金をかけずにごみを減量して、ご近所さんに喜ばれて、ご自分の健康増進にも役立って、地球環境改善に貢献しているのですから立派なものです。
植物質だけの堆肥は、花や野菜にとって悪さをする窒素分過多を起こしにくく、ミネラル豊富なので、元気で健康な生命体を作り出します。
当然、綺麗で日持ちのする花を咲かせることになるのです。
段ボール式で面白いと思った技術は、上蓋の内側にガムテープを張り付けて、昔の蠅取りリボンのごとく、コバエを捕獲するというものでした。
皆さんそれぞれの堆肥化方式を工夫されていることに感心しました。
参加された方たちが、それぞれの処理法に熟知されて、あらゆる生活パターンに対して技術指導できるようになり、各地域でエキスパートとして対応できるようになると、生ごみ処理の失敗がなくなり、家庭での堆肥化が普及することでしょう。
家族構成、人数、季節、畑の大きさ、地域など、様々な要素を考慮して、一つの方法にこだわらない処理運動の広がりを期待します。

EMボカシ

2012-02-18 (土)

米ぬかをEM(酵母・乳酸菌・光合成細菌などが含まれる土壌改良資材)で嫌気発酵させたもの。(漬物状態になった米ぬかとも言える)
米ぬかは通常、PH=6から6.5の弱酸性であるが、EMボカシはPH=5以下であるので、土壌にすき込まれたときに、微生物による分解が早く、有用微生物の増殖を手助けする。(弁当を持った有用微生物の固まり)
納豆菌や酵母がセルロース分解酵素を生成し、また、土壌中の嫌気状態で生成される作物にとっての有害物質は、光合成細菌により有用物質に変えられる。
活用法
・密閉式容器 ~発酵資材として生ごみと混ぜ合わせる。
・段ボール式 ~スタート時の発熱促進に水分50ccとボカシ100gほどを投入
・コンポスター~分解促進、臭気対策として生ごみ処理時、もしくは投入時に生ごみと混合
・生ごみを直接畑にすき込む時~分解促進のために生ごみに混合
・肥料分として作物の周囲に混ぜ込む(根に触れない程度の距離)
・腐葉土作り、畑の雑草や刈芝の堆肥化~分解促進のために落ち葉と混ぜ込む
・もみ殻をふるい分けて米ぬか分だけにして、布袋に入れて食器洗いや床磨き

弊社では、飼料用を生ごみ処理用として10kg袋1,840円で販売している。送料400円。
市販の小袋の生ごみ処理専用のものと違い、米ぬかのみで、多少水分が多いので、数か月にわたって使用する場合は、購入後に天日干しが必要。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩