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2010-02月

コンポスト

2010-02-28 (日)

26日までの4月並みの暖かさで、コンポストが完全に露出しました。EMボカシを混ぜて室内で処理したものを投入していましたが、上のご家庭の分と合わせてEM生ごみ処理容器に8杯くらいは入っています。冬場でも少しずつ微生物は活動しているようで、周りの雪は簡単に解けていきます。中は多少水分が多めになっているので。もう少し乾燥した堆肥を入れて、水分を吸わせる必要がありそうです。2月も今日で終わり、もうすぐ畑仕事ができます。今年こそは限界突破を体験したいものです。
          2月26日                    2月28日
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有機農業 ツルネンマルテイ参議院議員

2010-02-28 (日)

27日、新篠津村において有機農業勉強会が開催された。有機農業推進議連盟事務局長のツルネン氏が「未来は有機農業にあり」と題して講演を行い、政策の内容と全国的な優良事例、そして、世界の有機農業趨勢に関しての報告を行った。参加者は60人ほどで、そのうち6、7人が有機農業実践者で、EM使用者が10人ほどの内訳であった。氏いわく、「特定のものを推奨する立場にはないが、EMで実践している農家はあまり苦労しないで有機農業を実践している」旨の話があった。有機質の肥料効果を上げるものとして、また、土作りの一つのアイテムとして、EMを活用することが成功へ近づきやすいということであろう。外からの有機物などを一切入れない循環農法への一里塚とも考えられるのだが、なかなか理解されないのがもどかしい。氏の議員残り期間は3年半、現在1%にも満たない有機農家が10%近くになることを願うばかりである。ちなみに、地球白書2009-10ワールドウオッチ研究所によると、環境面における有機農業と慣行農業の違いとして、化成肥料、農薬の汚染のみならず、窒素で8~15%、炭素で15~28%の土壌中の増加がみられたという。これは、空気中へのCO2などの蒸散を減少させ、温暖化対策としてもにも好影響を与えるものである。
            会場の様子
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㈱奥村組と青年海外協力隊

2010-02-25 (木)

新入生から5年間3つの現場でお世話になった先輩が本州に居を移すということで、札幌で送別会が開かれ参加した。懐かしい顔が揃い、昔話と最近の話が盛り上がり、24日朝は声ががらがらとなってはいたが、気持ちは満足感に満たされていた。思い返せば、土木技術者として働いていた頃は良き先輩、良き同僚に恵まれていたと強く感じる。青年海外協力隊の2年間の休職も含め、周囲の理解があって実行できたことに感謝です。そして、翌日は東京から協力隊の同期の友人が来札。協力隊員同士の夫婦だからなのか、ダンス留学で米国に渡っている長女の話など、連日の飲み会にも関わらず疲労感は全く感じず。さらにメールには、岐阜の協力隊の同期の隊員が3月に来札、5月には鹿児島の同期隊員が来るかもしれぬ、ということで、16年ぶり、20年ぶりの再会が目白押しの今年です。ひょっとしたら40年ぶりの再会もあるやもしれず、なんとも楽しみなこれからです。

北海道EM普及協会総会

2010-02-22 (月)

専務理事としてボランテイア的な活動をしているNPO法人の総会が、21日厚別で開催された。会員数400名ほどの大きな団体となったが、近年伸び悩みの傾向があり、世間と同様に高齢化が大きな問題となってきている。これまでの、有機農産物の取扱いと、生ごみの有効活用によるEM家庭菜園の普及だけでは、10年後には確実に縮小傾向が考えられるため、新年度は外部への働きかけという意味で、EM家庭菜園の勉強会を有料で行う方針決定。また、会員の菜園での優良事例を写真で記録していただき、会員間の情報として伝えると共に、一般講習者に対してのEM効果の確認にも利用できるような資料として活用していくため、フォトコンテストの実施も企画している。地道にEMの普及を図るのが最善と確信して。

北広島EM自給菜園の会

2010-02-20 (土)

本日昼から勉強会に参加。雪の降りしきる中、会員100名弱のうち29名が参加。EMの基本的なところから、昨年の出来具合について、皆さんから発表していただいた。ヤーコンは良かったがナスは駄目だった、きゅうりは駄目だったが長ネギは良くて今も食べている、など昨年の7月の天候不順が、EM効果にいまいちの感じをもっておられるようであった。昨年末の三笠の農家の人たちの感想と同じように感じた。土壌の状態が作物に大きな影響を与えるために、一年目ですべての作物が素晴らしく収穫が出来ないことを実感していただくしかない。今年は刈り草堆肥の安価販売で、昨年より良い成果が上がることを期待して、散会となった。
            会の様子
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野菜の貯蔵

2010-02-05 (金)

今週に入り、毎朝氷点下10℃以下になる日が続いている。昨朝はー17℃、今朝は-16℃となり猫たちも外に出てすぐに帰ってくる寒さである。水道からの水温を計ってみると、4.5℃で米をとぐときに手が痛くなるほどである。トイレの室温は5℃で、家を一晩空けるときには、水を落とさなければ凍結の心配があるほどで、やっと本格的な冬を感じる。しばれがきつかったので貯蔵していた雪の中のキャベツを掘り起こしてみた。表面はへたってきているが、中身は大丈夫。やれやれであるが、ほかの野菜のストックも少しずつ減ってきて、人参、大根、ネギ、白菜と順に無くなり、かぼちゃ、じゃがいも、ビーツ、ヤーコン、長いも、玉ねぎが残っている。昔は漬物が冬の常備食であったが、しっかりとした漬物でビタミンの補給がなされていたのに、最近の市販されている漬物は調味液に漬け込んだ味だけ漬物の浅漬けのものが多く、白菜漬けからイズシ、果ては納豆のタレまで同じアミノ酸の味がする。漬物のような昔から伝わる真の生きるための知恵は、様々な便利さによって駆逐されていくようで、思うに、文明の崩壊というのは、こんなふうに進むものなのかもしれないと。せめて、少しでも自前の野菜をうまく保存しなければと思う。
       掘り起こされた雪の中のキャベツ
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未来型街作り

2010-02-02 (火)

日中はプラスの気温になった暖かかった31日、札幌駅前ビルにて、「COP15について」他の話を聴きに出た。「最終的には中国と米国の2カ国の決断がポイントであるが、合意はこれから先も困難との見方が強い」この中で、日本は2020年に25%、2050年には50%と口先だけの大風呂敷を広げているが、今回は、電力業の見直しと地域ごとの小規模発電の推進が強調されていた。確かに原発の危険性・永続性には疑問符が大きく付くし、化石燃料は先が見えている。その中で、民主党政権は部会を立ち上げ検討中であるとのこと。今の国会中継の見る気にならないくらいの貧弱さを見ていると、日本の先行きは暗澹たるものとしか考えられない。太陽光のみならず、風力、有機廃棄物の有効利用や、小規模でもいいから地熱の利用などで20年くらいで50%くらいまで循環型エネルギーを増やして欲しいものである。あわせて送電ロスの少ない小規模発電所中心の職住近接、エネルギー循環型の未来型街作りを目指し、それによる内需拡大こそ、土地の有効利用、過疎対策、貧困対策、環境改善、そして、何よりも人間性の回復が図れるテーマと考える。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩