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2013-04月
田中佳先生の健康座談会
2013-04-26 (金)
4月12、13,14日の3日間、北広島、札幌、岩見沢の3か所で開催。
30人、40人、11人の参加者があり、相変わらずの佳(よしみ)節に皆さん真剣に聴いておられました。
健康とは、食べるもの、心の持ち方、生活習慣が大事であること、そして、一般的な健康常識の本質とは何かを話された。
家事や仕事で忙しく毎日を過ごしていると、ついつい自分の身体が悲鳴を上げていることに気付かずに突然の病ということもあります。
皆さんが納得して聴いていましたが、最終日の岩見沢では、どうしても「減塩の功罪」について納得できない方がおられ、塩について中途半端な形で終了してしまいました。
時間が無かったこともあり、様々なデータでの説明ができなかったので、少々不満の残る形だったので、ネットで調査してみると、やはり、「減塩」に対しては大昔の推論がいまだに生き延びているようで、何故に高血圧学会はこのことに反応していないのか不思議です。
たばこ産業 塩専売版 1991.02.25
「塩と健康の科学」シリーズ
日本たばこ産業株式会社塩専売事業本部調査役 橋本壽夫
のサイトから
塩の生理作用として
1.体液の浸透圧の維持~塩化ナトリウムと塩化カリウムが必要
2.血液のPH0.74±0.05という非常に狭い範囲での維持~重炭酸ナトリウムが必要
3.消化液(主成分が塩酸の胃液など)の成分~塩化ナトリウムや重炭酸ナトリウム
4.神経の伝達~ナトリウムイオンやカリウムイオン
5.栄養素の吸収~ナトリウムイオン
そして、食塩感受性なる項目では、塩摂取量と血圧の変動には大きく個人差があり、減塩で血圧の低下も上昇もあるとしている。
塩を大量消費してもらいたい側からのアピールですから話半分としても、田中佳先生が言われている「減塩政策は成功しているのに高血圧の人は減っていない」という現実が真実に思えます。
そして、カリウムも重要なのですね。。
化成肥料で育てられた野菜が貧弱なように、人間もおそらく、すべての微量ミネラルが人体という生命体には重要なのです。
最近の野菜にはミネラル分が非常に少ないようです。
健康維持のためにはミネラル補給が一番なのかもしれません。