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家庭菜園スタート

2015-05-04 (月)

3日の朝は気温9℃とこの時期にしては暖かく、7時前に畑に行き、ジャガイモと購入のタマネギ苗を定植。
ジャガイモの高畝は2列に30分ほどかかり、少々息が切れた。年々体力が落ちてきていることを実感。
タマネギに関しては、昨年まで殆どEM活性液の散布をしなかったので、今年は、一個400gを目標にジャブジャブ作戦の予定。
自作のタマネギ苗は、まだ少し細いが、連休中に定植予定。レタス、キャベツも小さいが、何とかなりそう。
長ねぎは、発芽したばかりで6月末頃になりそう。
それぞれの作物で肥料効果が違うので、元肥の調整をして、健康な野菜を育てましょう。

じゃがいも 高畝式プレリッジ方式

2015-04-16 (木)

3年ほど実行している高畝式は、まだ、土が柔らかくて扱いやすい春先の一度の畝作りの手間だけで済み、後は、細い苗だけの間引きで収穫を待つだけの高齢者向けの手抜き農法。
しかし、ネット検索してみると、発芽率が悪いとの書き込みあり。
通常の方法に比べると発芽までに1週間ほど長くかかるので、切らずに植え込む必要があることを知らないか、もしくは、こちらが「浴光発芽」で強い芽を出しているせいなのか、そのあたりが差になるのかもしれない。
この3年の結果からは、大き目の種イモだと太い茎が出てきて、収量も多いことがわかった。
雨の少ない年は早目に枯れて、収穫は早いがイモは小ぶりという結果。
何にしても簡単で、法尻のレタスも収穫できて、狭い畑の活用法としても良いと感じている。

ジャガ左14-07-06

家庭菜園2013

2013-12-04 (水)

                
3月11日に播種し、4月中旬から外に放り出したままで苗も全く太くならなかったタマネギの苗を手がかじかむほどの寒さの中5月5日に定植。さすがに少し諦め気味で、一坪ほどには直接播種して、苗がダメなときの補充と考えていたが、逆境に強いのがタマネギ。6月中旬にはかなり周りのものに追い付き、収穫は41kgとまずまず。
直接播種のものは7月に大きく苗になったが、植える場所もなく、しかしながら、意外と大きくなることを体験。畑の100%有効活用を実行するためには役に立つかも。
4月10日播種、5月16日定植のキャベツは、昨年の青虫の減少に気を緩めたためと、レタスの苗が間に合わなかったこと、土壌の良くない場所だったことなど悪い条件が重なったため見事に失敗。ヨトウムシの大量発生で、中央部がボロボロの穴あき状態のものが多く、収穫は昨年の3割程度の10kgほど。
青虫であれば、葉の表裏を探すだけで良かったのだが、なんとヨトウムシは中央部の柔らかいところに潜りこんでいたのだ。少々手荒いやり方だがキャベツの中央部をバリバリと裂いていき、ヨトウムシをつまみ出すと30匹ほどが見つかった。 その後、EM-5号いわゆるストチュウを中央部に散布して、雑菌からの防御をしたが、キャベツ本体はさすがにあまり良くならなかった。
昨年も試したオランダ式の高畝栽培法の5月10日定植のジャガイモ。高さ30cm、天端幅60cm、下幅75cmの高畝にして、全粒の種イモ56個を2条15cmの深さに植えたのだが、昨年は病害にもならず、それなりの収穫があり、何よりも土寄せと除草の手間がかからなかったのが良かったのだが、今年は有機石灰を撒いたために酸性度が下がってしまったのか、イモ表面に草加病のブツブツが出た。収量は46kgで2条でもOK。
高畝の法尻に植えた春菊は収穫でき、種子も獲れたが、小豆と思っていた豆はつる性の豆で、ジャガイモの光合成を邪魔するようになったため、横に這わせたのが失敗で、収穫はわずかだけ。背丈の大きくならないレタスくらいがやはり良いのか。
トウキビはまずまずの甘さで、送った相手からは大変喜ばれた。品種改良がどんどん進み、子供の頃に食べたものと比較すると最近の新種トウキビの糖度は2.5倍にもなるという。メロンで14~16度なのに、18~20度にもなるのだから驚く。
  じゃがいもと春菊8月4日
ジャガ左13.8.4

ヨトウムシ

2013-07-19 (金)

畑の作物はほとんどが順調に育っているが、キャベツだけが大変なことになってきた。 中央部がボロボロの穴あき状態になってきたのだ。確かに今年はあまり虫獲りもせず、放りっぱなしであったが、なにせ気づいた時にはかなりの数が虫食い状態であった。 青虫であれば、葉の表裏を探すだけで良かったのだが、なんとヨトウムシは中央部の柔らかいところに潜りこんでいたのだ。少々手荒いやり方だがキャベツの中央部をバリバリと裂いていき、ヨトウムシをつまみ出すと30匹ほどが見つかった。 その後、EM-5号いわゆるストチュウを中央部に散布して、雑菌からの防御をしたが、キャベツ本体への裂いた影響をどの程度防げるかはわからない。
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タマネギ

2013-05-20 (月)

寒い日が続き、苗もおかしな状態。
そんな中でも強いのがタマネギ。
去年よりも悪い苗ですが、早めに定植。
この後どう育ちますやら。
              パウダー、種、ピンセット、容器          
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        3月11日
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      3月24日                  4月12日
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       4月19日
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しょうが

2013-05-20 (月)

雪印種苗の勉強会に参加。
しょうがの栽培ポイントを教えていただいた。
1.4月に種しょうが(食用のもの)を12cmポットに植え発芽させる
2.なるべく20℃以上のところに置く
3.5月に発芽したものはマルチ、トンネルで株間は390cmで定植
4.肥料はキャベツ程度で少々多め
5.6月末まで保温し、7月上旬にマryチを撤去
6.7月下旬、8月下旬に追肥と軽く土寄せ
6.10月中旬までに収穫
上記のとおりですが、5月10日に話を聞いたので、それから速攻で苗作りに取り掛かった。
10日目でまだ発芽してこないが、7,8,9月の3カ月でどこまで成長するかチャレンジです。
         3つに切断            EMパウダーまぶし
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       ポット植え
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        初回分
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じゃがいもプレリッジ方式

2013-05-20 (月)

昨年も試したオランダ式の高畝栽培法。
高さ30cm、天端幅30cm、下幅75cmの高畝にして、全粒の種イモを15cmの深さに植えるのだが、昨年は病害にもならず、それなりの収穫があり、何よりも土寄せと除草の手間がかからなかったのが良かった。
高畝のため法面の水分が少ないせいか、雑草の発芽が少ないようで、また、春先の土の柔らかいうちに畝を立てるので、30分もあれば種イモ60個分の畝が出来上がり。
通常の3回ほどの土寄せにかかる時間と比較すると簡単。
そして、今年は畝幅を倍にして、2列植えにしてみた。
法面の面積分が節約できるけれど、その分日射量が減少するので、収穫量にどう影響しますやら。
ついでに、法面には一部春菊を播種。
法尻にはレタスと小豆、大豆、長ネギなどを植えてみるつもり。

           浴光催芽の様子
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豆苗

2013-03-15 (金)

道内産の青物が出回ってきましたが、まだまだ、高値です。
「食と暮らしの安全」の情報によれば、工場野菜の出荷が増えてきていると言い、無農薬でミネラル分も多く、一般の露地物よりも良い結果が出ているが、微量ミネラルは完ぺきではない、ということです。
土の中で作られた野菜と、人間が計算して水溶液として流し込む栄養素では、違いが出てくるのは当然です。
根圏微生物は、作物との共生関係の中で様々な抗酸化成分を作り出し、それで作物は自らの健康を作り出しているのですから。
人間にとって本当に良い野菜は健康な野菜です。
姿かたちに惑わされてはなりません。
そうは言っても栄養価の低い野菜でも少しは人間の身体維持に役には立つわけで、少量の抗酸化成分と繊維質の補充にはもやしやほかのスプラウトなどがお勧めです。
先日は、豆苗の残りを生かしてみました。
2週間でこんなに大きくなりました。
プラステイック容器よりも焼き物が良いようです。
水の状態が悪くなりません。
EM-1(ほんの少々1000分の1くらい)とエンバランスピッチャーの水のおかげもありそうです。
雪印種苗などでは、スプラウトの種が販売されています。
要注意なのが、一般の種をスプラウトとして育てること。
種によっては農薬でコーテイングされているものが多くありますから危険です。
少々高くてもスプラウト用の種を購入するか、自前の種を採種するか、考えてみましょう。
*豆苗の場合、わき目が伸びてくる茎の高さでカットしなければ次の芽が出ません。
 三つ葉も同じように育てられます。
 種から育てる場合は脱脂綿を厚めに底に敷くと、芽はまっすぐ伸びます。
     カット直後 3月1日          3月15日30cmを超えた
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   スプラウトの種 アルファルファ、そば、ブロッコリー
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コンポスター

2013-03-09 (土)

夏場は「生ごみ堆肥化講習会」で講師を務めているが、その参加者を対象にした「生ごみ堆肥化実践者のセミナー」が2月に5回催され、密閉式容器とコンポスターのまとめ役として参加。
NPO法人「北のごみ総合研究所」主催で、1回の総参加者は50人。
その4分の1がこちらの担当であったが、今回、コンポスターの実践者の話を取りまとめてみました。

まだ、生ごみだけを投入している人がいて、、「うまくいっていない」と「問題ない」と答える人がいた。
その中でうまくいっている人は
・地面から掘り込んで古タイヤ3本を埋め込み、地上部に1本置き、生ごみだけを入れている。
・コンポスターを深めに埋めて、生ごみだけ投入。

このお二方は、1年以上置くと、ミミズが大繁殖して勝手に堆肥化してくれるとのこと。
水分量の調節をするために、乾いた資材を混ぜ込んでいくのが基本ですが、水はけの良い土質、合わせて生物環境が良い土質であれば、生ごみだけでも、臭いや虫の発生が無いよう。
数個持っていて、短期間で満杯になることも条件のひとつ。
特に秋から春にかけて満杯にして、そのまま翌年まで置けば、虫の侵入もなく臭いが外に漏れ出すことも少ないと考えられる。
今になって考えてみると、ミミズコンポストと言えるのかも。

完全にうまくいっている人は、やはり、様々な資材を混ぜていました。
・段ボール式の資材の「ピートくん」を最初に底部に厚めに敷き詰めて、生ごみを入れ、その都度生ごみの姿が見えなくなるくらい撹拌する。(EMボカシも時々入れる)
これは、ある程度水分が増えてくると、微生物の活動が盛んになり、分解が促進されるので、屋外段ボール式とも言える。
私の2階の方が冬場を除いて処理しているプラステイック容器式よりも、底部に水分が抜けるので楽かも?

・密閉式容器で一次処理してから投入し、土を混ぜ込む。(分解が速い)
・落ち葉、土、EMボカシを混ぜ込んでいれば万全。
コンポスターは完全にマスターしたとのことでした。

ネズミ対策でもいろいろありました。
地下からの侵入防止のために障害物を設ける。
・焼肉用の金網
・コンクリートブロック
・タイル
・海岸から砂を持ってきて、据え付け部の周囲に20cmほどの深さと幅に埋め込む。
掘り進んだ時に、砂の感触を嫌がるのか、塩分を嫌うのかはわかりませんが成功したとのこと。
・殺鼠剤を使うにしても、カップの半分ほどに入れ、コンポスターの周囲にいくつかを半分埋めて固定して置くと、そこから巣に持ち帰り、後から食べて死んでしまうようだ。

成功する秘訣をまとめてみると
・3個以上あると手抜きも可能。
・乾いた資材を混ぜ込む。
・中からの水分をうまく外に出す(晴れた日はフタを開けるなど)
・有用菌を内部に増やす(EMボカシを混ぜ込むなど)

その他として、雑草の処理について
・密閉式容器で発酵したものと混ぜ込む(酸性が強いので根が死滅)
・土が付いたままビニール袋に入れ密封(熱で死滅)
ひと夏を経過させればほとんど分解されます。
落ち葉も同様で、高温が必要。(春にはすきこまないこと)

十人十色と言いますが、みなさんそれぞれに工夫をされていて、大変勉強になったセミナーでした。

菜園総括

2012-12-04 (火)

全国大会に気を遣い過ぎて、菜園の成果について報告ができません。
毎年、付けていた収穫量も、7月くらいから測定しておらず、残念ながら記録なしになりました。
大雑把に思い返してみると、春先の低温、6月?雨不足、8月の長雨、9月の猛暑の年であったか。
キャベツの2度収穫はならず、肥料不足か?
ヤーコンは昨年同様に、背丈は伸びなかったが、収穫はあった。
10月末の時点で、とうきびの残差を掘り起こしてみると、かなり分解が進んでいて、残りは3分の1程度と見た。
白菜がうまくできない。
来年は7月初めの播種で挑戦。
キャベツやトウキビの南側び植えた黒大豆は、思った以上に収穫ができた。
長ネギは美味しく毎日頂いている。
大根は間引きしなかったために、細いものばかりでした。
         ズッキーニの採種
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EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩