家庭菜園2013
2013-12-04 (水)
3月11日に播種し、4月中旬から外に放り出したままで苗も全く太くならなかったタマネギの苗を手がかじかむほどの寒さの中5月5日に定植。さすがに少し諦め気味で、一坪ほどには直接播種して、苗がダメなときの補充と考えていたが、逆境に強いのがタマネギ。6月中旬にはかなり周りのものに追い付き、収穫は41kgとまずまず。
直接播種のものは7月に大きく苗になったが、植える場所もなく、しかしながら、意外と大きくなることを体験。畑の100%有効活用を実行するためには役に立つかも。
4月10日播種、5月16日定植のキャベツは、昨年の青虫の減少に気を緩めたためと、レタスの苗が間に合わなかったこと、土壌の良くない場所だったことなど悪い条件が重なったため見事に失敗。ヨトウムシの大量発生で、中央部がボロボロの穴あき状態のものが多く、収穫は昨年の3割程度の10kgほど。
青虫であれば、葉の表裏を探すだけで良かったのだが、なんとヨトウムシは中央部の柔らかいところに潜りこんでいたのだ。少々手荒いやり方だがキャベツの中央部をバリバリと裂いていき、ヨトウムシをつまみ出すと30匹ほどが見つかった。 その後、EM-5号いわゆるストチュウを中央部に散布して、雑菌からの防御をしたが、キャベツ本体はさすがにあまり良くならなかった。
昨年も試したオランダ式の高畝栽培法の5月10日定植のジャガイモ。高さ30cm、天端幅60cm、下幅75cmの高畝にして、全粒の種イモ56個を2条15cmの深さに植えたのだが、昨年は病害にもならず、それなりの収穫があり、何よりも土寄せと除草の手間がかからなかったのが良かったのだが、今年は有機石灰を撒いたために酸性度が下がってしまったのか、イモ表面に草加病のブツブツが出た。収量は46kgで2条でもOK。
高畝の法尻に植えた春菊は収穫でき、種子も獲れたが、小豆と思っていた豆はつる性の豆で、ジャガイモの光合成を邪魔するようになったため、横に這わせたのが失敗で、収穫はわずかだけ。背丈の大きくならないレタスくらいがやはり良いのか。
トウキビはまずまずの甘さで、送った相手からは大変喜ばれた。品種改良がどんどん進み、子供の頃に食べたものと比較すると最近の新種トウキビの糖度は2.5倍にもなるという。メロンで14~16度なのに、18~20度にもなるのだから驚く。
じゃがいもと春菊8月4日