未来型街作り
2010-02-02 (火)
日中はプラスの気温になった暖かかった31日、札幌駅前ビルにて、「COP15について」他の話を聴きに出た。「最終的には中国と米国の2カ国の決断がポイントであるが、合意はこれから先も困難との見方が強い」この中で、日本は2020年に25%、2050年には50%と口先だけの大風呂敷を広げているが、今回は、電力業の見直しと地域ごとの小規模発電の推進が強調されていた。確かに原発の危険性・永続性には疑問符が大きく付くし、化石燃料は先が見えている。その中で、民主党政権は部会を立ち上げ検討中であるとのこと。今の国会中継の見る気にならないくらいの貧弱さを見ていると、日本の先行きは暗澹たるものとしか考えられない。太陽光のみならず、風力、有機廃棄物の有効利用や、小規模でもいいから地熱の利用などで20年くらいで50%くらいまで循環型エネルギーを増やして欲しいものである。あわせて送電ロスの少ない小規模発電所中心の職住近接、エネルギー循環型の未来型街作りを目指し、それによる内需拡大こそ、土地の有効利用、過疎対策、貧困対策、環境改善、そして、何よりも人間性の回復が図れるテーマと考える。