野菜の貯蔵

野菜の貯蔵

2010-02-05 (金)

今週に入り、毎朝氷点下10℃以下になる日が続いている。昨朝はー17℃、今朝は-16℃となり猫たちも外に出てすぐに帰ってくる寒さである。水道からの水温を計ってみると、4.5℃で米をとぐときに手が痛くなるほどである。トイレの室温は5℃で、家を一晩空けるときには、水を落とさなければ凍結の心配があるほどで、やっと本格的な冬を感じる。しばれがきつかったので貯蔵していた雪の中のキャベツを掘り起こしてみた。表面はへたってきているが、中身は大丈夫。やれやれであるが、ほかの野菜のストックも少しずつ減ってきて、人参、大根、ネギ、白菜と順に無くなり、かぼちゃ、じゃがいも、ビーツ、ヤーコン、長いも、玉ねぎが残っている。昔は漬物が冬の常備食であったが、しっかりとした漬物でビタミンの補給がなされていたのに、最近の市販されている漬物は調味液に漬け込んだ味だけ漬物の浅漬けのものが多く、白菜漬けからイズシ、果ては納豆のタレまで同じアミノ酸の味がする。漬物のような昔から伝わる真の生きるための知恵は、様々な便利さによって駆逐されていくようで、思うに、文明の崩壊というのは、こんなふうに進むものなのかもしれないと。せめて、少しでも自前の野菜をうまく保存しなければと思う。
       掘り起こされた雪の中のキャベツ
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EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩