化学物質過敏症
2011-09-14 (水)
8月26日 化学物質過敏症の方のお話を聞く会があり参加しました。
私は、11年前に江別のお母さんたちに会って初めて化学物質過敏症を知りましたが、今回の方は私が会った中でも最も重症な人で、市販の水さえも身体が拒否するものがあったほどで、ほとんどの食物にも拒絶反応が出て、唯一食べられたのは乾麺だったそうです。
そんな体調にもかかわらず、エルプラザで、過敏症の患者さんと「奇跡のりんご」の木村秋則さんを題材にした映画の上映会を主催した人で、自分の使命は過敏症のことを多くの人に知ってもらうこと。
そして、夢は、過敏症の人たちが生活できるコミュニテイを作り上げることだと言われていました。
本来、すべてのあらゆる人たちが共に生活できる都市空間が理想郷なのでしょうが、その第一歩は、環境弱者である彼らの居住可能空間作りが急がれることなのでしょう。
それにしても、気持ちが前向きなことに驚かされました。
旦那さんがおおらかで、いつでも笑顔を絶やさない人だということも大きな支えになっているようでした。
EMが少しでもお役に立つことを願うばかりです。