三次喫煙

三次喫煙

2011-02-15 (火)

タバコの害において、受動喫煙が喫煙よりも悪影響があることは、最近認識されるようになってきていたが、「三次喫煙(thirdhand smoke)」という、新たな害について問題提起がなされた。二十年以上の喫煙歴者でも、タクシーに乗り込んだ時に、余りにもタバコ臭くて途中下車した経験が一度だけあるが、シートやソファ、ベッドなどにしみ込んだタバコの成分が空気汚染を引き起こすというものである。空気中に放散されたニコチンなどの汚染物質は家具表面や空気中のほこりなどと吸着して残っており、それらがガスとして再放出され、環境中のオキシダントやその他の化合物と反応して二次汚染物質を生成するという。たとえば表面に吸着したニコチンは、車の排気ガスや換気の不適切なガス・ストーブなどから生成される亜硝酸と反応して、突然変異誘発性を持つ物質や、ヒト発がん性があるとされる物質を作り出す。微量であろうと、危険物質に変わりはない。床を這いまわり、手当たり次第に口に入れたがる乳幼児のいるご家庭では、気を遣い家庭で吸わなくとも、衣服に付着したタバコ有害物質が悪さをする可能性もあるということである。くれぐれもご用心。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

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代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩