震災メモリアルコンサート&報告会・講演会
2012-03-11 (日)
あっと言う間に、1年が経ちました。
市民ホールへ出向き、話を聴いてきました。
避難者の自治会「さくら会」の会長さんが言っていました。
「上田市長さんの決断に賛同する」と。
道民の八割以上が、瓦礫の受け入れに賛成しているというが、上田市長の言うように、放射性物質の安全基準を事故前のものから引き上げていることへの疑念が払しょくされない限り、受け入れるべきではないと私も思う。
会長さんは、北海道という安全地帯を放射能で汚染しないでください、そして、汚染食物に関しても「食べないで下さい」と明言していました。
北海道民の優しさへの感謝の言葉も何度も言っていました。
現在の仮住まい団地は来春には出なければならないと前回会った時に聞いていたが、避難している方々が、道内で就業できるようになることを願うばかりです。
佐野眞一さんの話はあちらこちらに散らばり気味であったが、慎太郎を嫌い、孫正義を褒めていた。
日本人の愚かさも糾弾していた。
政治も官僚機構もメルトダウンしているのだと。
思うに、終戦後の日本も同様で、過去を明確にしてこなかったことを良しとして、放置してきていることが、河村市長発言にもつながっているように感じられる。
原発に関して、様々な嘘、欺瞞にくるまれて、推進されてきていたことへの検証をしっかりとして、罰するべきは罰す必要がある。
学者、官僚、政治家たちの無責任さは、腹立たしくなるばかりであるから。