EMボカシ

EMボカシ

2012-02-18 (土)

米ぬかをEM(酵母・乳酸菌・光合成細菌などが含まれる土壌改良資材)で嫌気発酵させたもの。(漬物状態になった米ぬかとも言える)
米ぬかは通常、PH=6から6.5の弱酸性であるが、EMボカシはPH=5以下であるので、土壌にすき込まれたときに、微生物による分解が早く、有用微生物の増殖を手助けする。(弁当を持った有用微生物の固まり)
納豆菌や酵母がセルロース分解酵素を生成し、また、土壌中の嫌気状態で生成される作物にとっての有害物質は、光合成細菌により有用物質に変えられる。
活用法
・密閉式容器 ~発酵資材として生ごみと混ぜ合わせる。
・段ボール式 ~スタート時の発熱促進に水分50ccとボカシ100gほどを投入
・コンポスター~分解促進、臭気対策として生ごみ処理時、もしくは投入時に生ごみと混合
・生ごみを直接畑にすき込む時~分解促進のために生ごみに混合
・肥料分として作物の周囲に混ぜ込む(根に触れない程度の距離)
・腐葉土作り、畑の雑草や刈芝の堆肥化~分解促進のために落ち葉と混ぜ込む
・もみ殻をふるい分けて米ぬか分だけにして、布袋に入れて食器洗いや床磨き

弊社では、飼料用を生ごみ処理用として10kg袋1,840円で販売している。送料400円。
市販の小袋の生ごみ処理専用のものと違い、米ぬかのみで、多少水分が多いので、数か月にわたって使用する場合は、購入後に天日干しが必要。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

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FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩