森・川・海・生き物

森・川・海・生き物

2009-11-29 (日)

27日、道立林業試験場の職員による勉強会に参加。秋の落ち葉が、冬期間に水生昆虫によりかなりの確率で分解されていることは驚きであった。厚目の葉であるブナやミズナラなどは時間がかかるが、窒素分を残したまま落葉するケヤマハンノキなどは120日ほどでほとんど分解されるとのこと。よく考えてみれば、冬越しの幼虫などにとっては、葉は大切な食料なんです。そして、海から帰ってくる鮭たちの死骸もまた、貴重な蛋白源なのです。人間のみならず、鳥獣、昆虫、そして、森林にとっても。雨水と共に流出するミネラルや栄養分を、鮭は川に帰ることによって補充しているのです。自然の仕組みは壮大なスケールで成り立っていることを実感しました。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

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TEL:011-398-5817
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代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩