ロンドンオリンピック
2012-08-14 (火)
男子柔道のふがいなさは、日本人が優れている科学的な分析能力やトレーニング方法よりも、精神論偏重にあったような気がする。
身体能力の限界を超えるためには、野生に戻るか、幼児に戻るかのどちらかだと思うが、気持ちを萎縮させてしまっている柔道陣は、これから苦難の道を歩まなければならないようである。
それにしても、女子の活躍が際立った大会であった。
メダルを獲得させてあげたかった女子サッカーは、上出来の決勝進出。
ハンドの反則をドイツの主審が認めていれば、展開は大きく変わっていたはずで、試合後の佐々木監督や選手の態度もお見事と言うしかなく、本当に素晴らしいチームであった。
卓球の愛ちゃんも立派。
準決勝でのトップバッターとして、格上の相手に勝利し見事にチームを乗せたのだから。
20年間、面白がられてマスコミに出ずっぱりの中、よくぞここまで到達した。
本当におめでたい結果でした。
すべての選手がそれぞれの物語を抱えて挑んだ大会で、結果はどうであれ、すべての選手に大きな拍手を送りたい。