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10月のスイカ

2012-10-08 (月)

昨日、実家に用事があり岩見沢へ。
EM歴17年のAさんに連絡を取り、畑で会う。
1トンもの収穫があったというタマネギを分けていただき、おまけにまだ畑に残っていたスイカをいただいた。
タマネギは大きいものだと450gもあり、一般の人は嫌うというが、皮むきの面倒さを考えると、大きいほうが楽と考えるのは私だけ?
味のほうは、ボカシとEM活性液の大量散布で、当然甘味がある。
有機JASの認証はないが、信頼のおける関係であれば、それでいいのだ。
タマネギに関する情報。
・切ってから15分ほど空気にさらすと、血液さらさら成分が増える。
・一度、冷凍にしてから刻んで炒めるとあっという間に色が付いてきてペースト状になる。
・3月近くになってくると芽が出てくるので、冷凍庫が空いていれば入れて保存。
しゃきしゃき感はなくなるが、炒めても煮物でもOK。
焼肉の時にもすぐ火が通り美味です。
スイカは思った以上に甘くて、おすそ分けしたご近所さんも大喜びでした。

レタスからネギ

2012-07-08 (日)

レタスが大きくなり、ご近所におすそ分け出来るようになり、7月7日にはお涙程度に降った雨のおかげかズッキーニ3本を収穫。
石倉、九条、下仁田、赤ねぎの苗を頂いたので、レタスの収穫の跡とジャガイモの近くなどに定植。
ますます足の踏み場も無いほどになり、果たして8月にはどのようなことになっているか少々心配>
キャベツの青虫は昨年の10分の1ほどで済んでいるし、初めて植えたソラマメも発芽させてから、冷蔵庫に3日ほど入れて冷温処理したおかげか、小さいながらも花がたくさん咲きだしてきた。
10キロも漬けた梅用の赤紫蘇も、昨年の落ち種のもので小ぶりながらも1キロ以上収穫出来た。
余った分は紫蘇ジュースに。
紫蘇がなくなり、これから成長してもらうトウキビと、収穫が始まったズッキーニは太陽の光を十分に浴びられるようになり一安心。
雨が少ないせいなのか、じゃがいもの茎が細いのが気になる。
収穫は期待しないほうが良いかも。
土の状態良くない区画のレタスは、やはり穴あきが多く配れないもの多し。
秋には多めの堆肥の施用が必要な感じ。

     ズッキーニと紫蘇           トウキビと紫蘇
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      キャベツとレタス          レタスの跡にネギ
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          ソラマメ
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レタス間植

2012-05-19 (土)

19日土曜日、いい天気。
30cm×40cmのパレットに育ったレタス苗を定植。
キャベツの間と高畝にしたじゃがいもの両端に植えてみる。
狭い畑の有効利用。
8時過ぎに、奥村組の先輩のところに行き、農業指導。
8月に定年を迎えるに当たり、家庭菜園にチャレンジするとのこと。
菜園開始の初日ということで、酪農学園の先生が数種の作物の植え方を指導していたので拝聴。
・ニンジンは播種、覆土の後、足で踏みつける。
・ジャガイモは一か所に複数芽が出ているものは、定植前に削ぎ落とし木灰を付ける。
・ジャガイモは茎3本までとし、それより多い場合は中央部分のものを抜き取る。
・タマネギ、長ネギは根を短く切って、長さも15cm程度に切って定植する。
・ポット苗で、根が周り過ぎている場合は、はさみで切ってから定植。
・定植後の水やりよりも、定植前のどぶ漬けがベター。
などでした。
寒さ対策にマルチ、トンネルもいいですが、できるだけ余分な資材は使わないほうが、環境には良いと考えます。

菜園開始

2012-05-15 (火)

14日、今年の菜園初仕事は、タマネギ、キャベツ、長ネギの定植でした。
タマネギが昨年の苗つくりがうまくいったもので、今年はあまり気を使わずに放っておきました。
愛情不足はやはりいけません。
水やり不足の乾燥で、出ていた葉は枯れていき、根元には結球が始まってしまいました。
室内に置いているときと、外に置いたときでは、明らかに乾燥に違いが出ます。
風が吹くことによる、蒸発が大きくなるからです。
タマネギは本来寒さには強いので、昨年などは、遅い雪をかぶってしまったときでも平気でした。
案ずるより産むが易しとは言いますが、苗の育て方にはやはり細やかな愛情が必要なようです。
じゃがいもは浴光催芽で芽だししたものを、高畝式で実施。
高さ30cm、天端30cm幅を目安に、種イモのアンデスレッドは丸ごと15cm以下に埋め込み。
また、長ネギにはかび病予防のみかんの皮と、カリ分の補給のための木灰を散布しました。
さらに、肥料法のⅡ型EMボカシを撒いて、少し埋め戻して一回目の作業は終了。

     タマネギの苗              200穴パレット
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     細くて小さい苗            じゃがいも高畝式
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    長ネギみかんの皮            木灰散布
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プランターで生ごみ処理

2012-04-22 (日)

広い畑がない、生ごみは減らしたいという方にお勧めの方法です。
プランターなどの深めのプラステイック容器に、腐葉土または牛糞堆肥などを入れ、EMボカシを入れる。
掻き混ぜ用のシャベル、虫よけにネットを用意し、雨除けのフタもそろえる。
準備ができれば、生ごみを混ぜ込んで掻き混ぜるだけです。
熱が上がらなくなったらボカシを追加投入すれば良いです。
       ボカシ投入              撹拌後
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      ネット被せ状況            設置状況
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希釈倍率

2012-04-22 (日)

EMの希釈倍率は1000倍が基準です。
100倍などの濃いものは、強い酸性により、葉が黄色くなるほど焼けてしまうなどの障害が出るために薄い濃度での散布が良いのですが、土中の栄養分に関しても同じことが言えるというグラフを見ました。
財団法人日本土壌協会のパンフによりますと、キュウリやスイカでは、土中の養分濃度を表すECが最適養分の2倍になると収量は半分になる、同じくトマトでは収量は3割以下になるということです。
栄養過多は窒素過多になり病害虫に弱くなると言われていますが、収量もこれほど少なくなるとは思っていませんでした。
要注意です。
    

苗作り

2012-04-22 (日)

タマネギの苗は部屋に置きすぎたせいで、ひょろひょろになってしまいました。
この1週間は昼間は外に出し、夜は玄関で5℃前後。
水分も極力控えて、少々枯れ気味になってはいるが、何とか頑張ってくれている。
4月の7,8日の菜園講習会で種を持ち帰ってもらったキャベツとレタスもそれなりに伸びてきている。
それにしても、雪解けが遅かったせいで、畑の水分が抜けるのが遅れそうで、5月の連休には定植できそうにない。
大き目のポットに植え直さなければならないかもしれない。
じゃがいもは、インカのめざめとキタアカリを1kgづつ購入し、半割りにしてEMセラミックスパウダーを塗布。
さらに、陽を浴びさせて丈夫な芽を育てる浴光催芽に挑戦。
2kgの種イモがどれだけ増えますかチャレンジです。
     種イモにパウダー          タマネギの苗
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冬場の生ごみ堆肥化

2012-03-16 (金)

11月までは、密閉容器で発酵させた生ごみボカシ和えを畑に直接混合していたが、土が雪に覆われて入れられなくなってからは、玄関付近に据え付けておいたコンポスターに投入を続けていた。
今月始めには、プラステイック箱に入れておいたボカシ混じりの牛糞堆肥をコンポスターに投入して、水分調整。
中旬には水蒸気が出るほどに温度上昇。
温度計を挿し込んでみると何と38℃に上がっていた。
外気温は氷点下7℃ほどであったので、コンポスターの中の生ごみの湿度を下げるために、昼間はフタを開けたままにしておく。
醤油とまではいかないが、多少香ばしい香りがするということは、アミノ酸態に保たれているということであるが、温度を上げ過ぎると栄養分がガス化」してしまうので、調整が少し難しい。
昨春のようなベタベタ状態で悪臭になってしまわぬように気を付けよう。
14日、たまねぎの苗作りのために、パレットに播種。5mlで500粒を2袋、作業時間2時間なり。
     牛糞堆肥投入前            牛糞堆肥        
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        撹拌               発酵温度38℃
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                            水蒸気
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EMボカシ

2012-02-18 (土)

米ぬかをEM(酵母・乳酸菌・光合成細菌などが含まれる土壌改良資材)で嫌気発酵させたもの。(漬物状態になった米ぬかとも言える)
米ぬかは通常、PH=6から6.5の弱酸性であるが、EMボカシはPH=5以下であるので、土壌にすき込まれたときに、微生物による分解が早く、有用微生物の増殖を手助けする。(弁当を持った有用微生物の固まり)
納豆菌や酵母がセルロース分解酵素を生成し、また、土壌中の嫌気状態で生成される作物にとっての有害物質は、光合成細菌により有用物質に変えられる。
活用法
・密閉式容器 ~発酵資材として生ごみと混ぜ合わせる。
・段ボール式 ~スタート時の発熱促進に水分50ccとボカシ100gほどを投入
・コンポスター~分解促進、臭気対策として生ごみ処理時、もしくは投入時に生ごみと混合
・生ごみを直接畑にすき込む時~分解促進のために生ごみに混合
・肥料分として作物の周囲に混ぜ込む(根に触れない程度の距離)
・腐葉土作り、畑の雑草や刈芝の堆肥化~分解促進のために落ち葉と混ぜ込む
・もみ殻をふるい分けて米ぬか分だけにして、布袋に入れて食器洗いや床磨き

弊社では、飼料用を生ごみ処理用として10kg袋1,840円で販売している。送料400円。
市販の小袋の生ごみ処理専用のものと違い、米ぬかのみで、多少水分が多いので、数か月にわたって使用する場合は、購入後に天日干しが必要。

キャベツの成り戻り

2011-10-31 (月)

31日で市民農園は終了なので、日曜日の昨日、最後の畑仕事をしました。
大根、長ネギを収穫しましたが、期待していたキャベツの2度獲りはなりませんでした。
75日の極早生のものだったので、逆算して、8月初めから収穫開始したのですが、90日かかってもわずか500gにしかならず、さびしい結果となってしまいました。
天候のせいなのか、肥料不足なのか、一度目の収穫が遅すぎたのか、それとも、品種のせいなのか、来年は早目の播種で苗つくりをして、早めの定植、収穫前の追肥で再挑戦です。

          最後の収穫前の畑
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EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩