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コロナ対策

2022-01-04 (火)

新型コロナウイルスによる活動制限生活が2年経過しようとしています。
不思議なことに日本では、一時的な小康状態のようなオカシナ感染状況になっています。
新しい生活様式が感染者を減らし、死者数も大きく減った、この状況に対して菌ちゃん先生こと吉田俊道さんは、農業の世界で体験済みの「大きな勘違い」に思えるとして次のように書いています。
「ストレスを感じないような十分な免疫力を持つ身体を作る事が大事。」

[例えばきゅうり。私が農業改良普及員だったときに体験した話です。連作しているうちに、次第に病気が発生してきます。
それを病原菌のせいだと勘違いしました。
農薬を散布し、土の中は臭化メチルという毒ガスで微生物を皆殺しにしました。
そうすると、本当に病気がなくなってしまったのです。
農薬、土壌消毒を徹底したおかげで、病気は激減した。そう信じていた時期がありました。
ところがやがて、見学者が来ただけで、数日後に病気が激発するようになったのです。
今までとはまったく異なる感染力で急激に広がったのです。
その本当の原因は、有用微生物までいなくなり、キュウリ自体の生命力が弱ったからなのですが、当時は、それに気づかず、これまた病原菌のせいだと思って、見学者もお断りにしました。
その結果、最後は、どんなに農薬をかけても、すぐ病気が発生するようになってしまい、キュウリ栽培をあきらめました。
でも、そのすぐ横の、殺菌などしていない普通の畑では、同じキュウリが病気にかからずに元気に育っているのです!
現在では、一般の農薬を使う栽培では、まだ土壌消毒を続けているところもありますが、そのあとに必ず、有用微生物いっぱいの堆肥を入れます。殺菌だけでは逆効果。
加菌しないといけないことは農業の常識になっているのです。
このキュウリを人間に置き換えて考えてみます。
長い間の清潔過ぎる生活で免疫力が低下したためか、昔から地球にいるコロナウイルスで死ぬ人が出てきました。
恐怖に駆られた人々は、菌から離れる生活様式を徹底しました。
その結果、あらゆる感染症が激減しました。
やはりこの対策は効果が高い!これでコロナも防げる。
そう信じて、人々はその生活を1年を超えて続けました。
すると、次第にコロナの感染力が高くなり、重症化率も高くなってきました。
それを、人々は、自分が弱くなったからであることに気づかず、コロナが変異株になったせいだと信じて、緊急事態宣言で、さらにワクチンを急ぎ、マスクを徹底し人と会わないようしようとしています。
このまま行くと、人々はさらに弱くなり、いろんな病気にかかりやすく、死にやすくなるのではないでしょうか。
その横で、同じ病気にまったくかからない健康な人々がいることに気づき、ようやく自分の問題であることを理解し始めるのでしょう。
「菌ちゃんごめんね・・・ありがとう!」
そんな、新しい希望の世界がまもなくやってくるのは確実ですが、まだ多くの人は、トンネルの出口が思い浮かべられずにいます。
いつの時点で、人類はそのことに気づけるのか。
そのために、みんなで菌ちゃん野菜作り体験を広げていきましょう。]

学校給食で起きている革命 

2021-12-02 (木)

学校給食に有機食材を活用することは、地域の有機栽培農家の活性化を促し、農薬・化成肥料の使用減は自然環境を改善し、何よりも、子供たちの健康に直結することが地域のみならず、日本の未来を明るくすることが可能だ。
世界的な流れを見ても、日本は、国策としての取り組みが成されていないことが明らかになっている。
地域ごとの有機栽培技術の確立も必要になるが、助成金頼みではなく研究予算も望まれる。
以下は、千葉県いすみ市の取り組み概要と、世界の状況一覧です。
いすみ市では、有機米生産量、栽培面積、有機農家の増加が顕著です。
農業の活性化としては裁量の施策と思われます。また、海外では、有機食材の公共調達が最終目標として目標が掲げられています。
❖ 千葉県いすみ市では4年で小中の学校のお米(週4回)を有機米に。地域の生産者には1.5倍の価格保証。
❖ 鍵となったのは民間稲作研究所の有機農業の技術、市による価格保証(バックアップ) ❖ 市町村自治体の支援、農家、技術 支援の3つが不可欠。

グリホサート(ラウンドアップ)に要注意

2021-12-02 (木)

メーカー側が挙げたグリホサートの安全性を認めている国を挙げておきましょう。
欧州、米国、日本、韓国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア
グリホサートの使用を禁止している、もしくは禁止した国を挙げてみましょう。
オーストリア、フランス、チェコ、デンマーク、アラブ諸国、アメリカの1部の州.



秋の家庭菜園講座

2021-10-02 (土)

新型コロナの影響で、夏までの10回すべてが中止となっていた札幌市主催の講座が再開されました。
参加者を絞り、会場が限定された中での開催ですので、遠方からわざわざ出向いて来られる参加者さんもいて、マスク着用、会話禁止、質疑応答ナシ、1時間制限という設定に申し訳ない気持ちで話をしています。
おそらく聞きたいことが沢山あるのだろうなと考え、最近は部屋を出てから廊下や外で質問に答えるようにしています。
聞くだけ、見るだけでは納得しずらいですし、少しでも会話を増やすことが、気持ちの落ち着きにも繋がっていくような気がしています。

有機JAS農産物

2021-10-02 (土)

今年から、EM活用農家さんの根菜類を扱い始めましたが、少雨の影響でタマネギは小ぶりで例年の半分以下の生産量とのことで、出荷が限られているとのことでした。
ジャガイモも不作と新聞記事にありましたが、農家の方たちは大変なようです。
国は、有機農業の普及に力を入れると言い出していますが、ツルネン・マルテイ参議院議員が精力的に動いて、超党派で「有機農業推進法」が成立したのは15年前。
当時、各地で補助金を得て有機農業に踏み出しましたが、新聞によると、「普及は進まず、有機農業の面積は全耕地の0,5%程度にとどまる。」とのこと。
この改善の手始めとして、小中学校の給食食材を有機食材で賄うようにすることで、地域ごとに有機農産物生産農家が定着するようになるのではと考えます。
併せて、子供たちがより一層健康になり、学力が上がれば日本の未来は明るいものとなります。

菜園2021

2021-10-02 (土)

新型コロナの影響で行動範囲が狭まり、家での時間が長くなったせいなのか、読み物をしていても感情が妙に動かない。
新聞でも記事を飛ばし気味になり、何となくテレビを付けて過ごす時間が増えている。
ヒザをひねった時に痛みを感じ出してからは、朝の散歩もしなくなり、市民農園の20坪も除草をうるさく言われないのをいいことに、雑草は伸ばし放題で、収穫だけで済ませている。
大豆は9月10日から20日まで枝豆として収穫して、ご近所にもおすそ分けし、最近の朝の寒さで枯れ始めてきたのでもう少し経てば、大豆として収穫が待つ。
カボチャかちわりは小さいながらもほくほくの良い出来で、キュウリは早々に終了したが、黄色ミニトマトは8月から少しずつではあるが収穫が続き、これから1週間ほどは収穫が出来そう。
不思議なのがズッキーニで、自然に発芽したものを含め5株すべてまだまだ元気で、収穫が続く。
お盆前には終わる筈のつるなしインゲンも、何故か昨日まで楽しませてもらった。
そろそろ収穫のサツマイモは果たしてどうなりますやら。
残るは、背丈が伸びなかったヤーコンと、ぬか漬け作業が待つ大根。
10月末には市民農園が終了で、ますます家時間が増えそう。
高温少雨の7月、時折の土砂降りの雨などの異常な気候に作物たちは不思議な反応を示してくれました。
 雑草との共生が良い効果をもたらしたのか、単純に気温や雨が生育に適していたのか、
なんとも言えない今年の家庭菜園でした。

映画「いただきます2withコロナ」監督オオタヴィン

2021-08-30 (月)

8月29日配信で鑑賞。
「5ALA」による治療のデータなどが加えられ、吉田俊道さんが主役に近い形で、畑の様子や講演会、保育園や学校での実践の様子などが紹介されていました。
そして、自分の身体が持っている「自然免疫力」を高めるには、バランスの取れた良い食材を使った食事が大事だと強調していました。
また、お米の消費量の多い国は死亡率が極端に低いというデータも紹介されていました。
そして、ワクチンなどの外部からの接種などによる「抗体免疫力」は、自然なものではないことによる副反応の心配があるが、「5ALA」は人体でも生成される物質で、すでに商品化もされており、安全性にも問題無く、何より、国内生産が出来て、錠剤タイプであるので、ワクチン保存に欠かせない冷蔵設備などは不要で、医療従事者の手間も少なく、治療のみならず予防効果も期待出来ると、いいことだらけの特効薬ということです。
しかしながら、薬として認可されるためには数年の期間と10億円以上の資金が必要とのこと。
臨床試験数を増やすために、感染者の多い地域での治験を行い、早急な予算確保を行うべきで,数十兆円の浪費をこのまま継続することを考えたら、10億円など微々たる金額でしかない。
(この映画は、11月14日に再配信される予定です)

Foods for Children(略してFFC)

2021-08-30 (月)

「安心・安全な学校給食の提供を目指して!」と銘打って、FFC沖縄フォーラム
が沖縄県糸満市で6月26、27日の2日間にわたって開催されました。
私はオンラインで視聴しましたが、今回のフォーラムのチラシにはこう書いてありました。

「地球のために降りて来た子どもたちを沖縄から救おう!」
〜見える世界と見えない世界が繋がる時、世界中のミツバチと子ども達が幸せになる~
をテーマに、現在の子どもたちが置かれている現状、食と農・地球環境指標のみつばちについてなど、なぜ安心・安全な学校給食の提供が必要なのか?
保育界、農業界、養蜂界等、各界のトップランナーの方々をお招きして、お届けさせていただきます。

講師はユニークな面々で、胎内記憶や水の不思議、ミツバチの生態の不思議など、昔横浜で開催されていた船井オープンワールドを思い出しました。
胎児は自らがお母さんを選んで来ていること、お腹の羊水の状態が悪くて早産で生まれた子、産後、母親に対する感謝の言葉を胎盤や、臍帯、子宮などにも掛けてあげることで、痛みがかなり和らぐなど、常識では考えられない話です。

水は、同じ温度の条件下で気体、液体、固体でいられる不思議な物質であること、情報を持っているということ、温泉にしても懐疑的な気持ちで入浴すると効果が出にくいなど、現代医学では肉体、物質成分で判断しがちなことを憂えていました。
精神と肉体は別存在ではあるがお互いに繋がっていることを重要視すべきだと。

NHKの試してガッテンの話も出ました。
自転車のペダルを懸命に漕いで脈拍を150まで上げた後に、正常時の数値まで下がる実験をしたところ、渋谷ハチ公前と筑波の静かな山の中では3倍もの差が出たことは、環境も大きく関わりがあるということです。

ニホンミツバチはスズメバチの襲来を受けると、一番年寄りのメスがスズメバチの口元に身を挺して殺されに行った瞬間に他の蜂たちが一斉に取り囲み、ハネをフル回転することで自らの体温を上昇させスズメバチの生存温度以上にして撃退するそうです。

そして、FFC代表の前島由美氏は、保育園の園長さんですが、学習障害、アスペルガー症候群、ADHD、自閉症などの子供が全国的に急増していることを伝え、園で実践した安全でミネラルたっぷりな食事で様々な症状が改善した体験から、国に頼らない保育園の開設を目指していました。
そして、いま全国で伝えていること、として、
 ・メディアを使わない ・戦わない、ジャッジしない ・知れば変わる
を基本として、具体的な目標を掲げていました。
 ・全国各地で「自然なお米(雑穀)を作る  ・ご当地の「ミネラルふりかけ」を作る
 ・できるだけ地産地消で地元経済を回す   ・地方が都会を応援する

栃木県の新規就農農家のEMトマト栽培

2021-08-30 (月)

*重要なのは水管理とEM活性液の葉面散布
第3花房のつぼみを観察し、何本か花が咲き始めた時から肥料と同時に灌水も始める
灌水は、EM活性液50倍希釈液をトマト苗木1本につき2~3リットル。梅雨明けまでは1日おきに、梅雨明け後は毎朝あげます。
 病害虫から守るために葉面散布も欠かせません。
専用の動力噴霧器でEM活性液50倍希釈液をできる限り朝晩散布します。
トマトは高温多湿の気候が苦手で、特に大玉トマトは病気になりやすい品種です。
生産農家などはハウス栽培が一般的ですが、家庭菜園でも雨よけ栽培をお薦めします。
露地栽培の場合は、比較的病気に強いミニトマトが良いでしょう。また、高畝にしてマルチを張ったり、周りの水はけをよくする工夫をしましょう。
霜が降りるまで収穫するための管理
・収穫したら花房下の葉を取る    ・わき芽を欠く
・誘引(斜めに・花房を通路側に向ける)
・梅雨明けまでは1日おきに。梅雨明け後は毎日EM活性液(50倍希釈液)をハウス内に設置した灌水パイプ1本につき2~3リットルくらいを灌水
・2週間に1回の追肥(1㎡当たり塩100g、EMボカシ100g)を畝間(通路)に

うちの庭と市民農園のミニトマトもようやく収穫が始まりましたが、葉を摘むこと、活性液の多さ、追肥に塩、と驚くことばかりですが、EM使用量が多い分だけ、塩も有効に効いてくれるのでしょう。
これらを試してみます。

逃げおくれた伴走者 奥田知志著

2021-08-30 (月)

「勇気があるんじゃなくて、勇気がないからやめられなかったんですよ。要するに逃
げる勇気がなかった、逃げおくれた。ほんとはこの道を行くとやばいってのは、長年や
ってるとわかるんですよね。」
帯に書かれている文章で、タイトルの意味がわかった。
著者は東八幡キリスト教会の牧師さん。
ホームレスの人たちの支援を三十年以上に渡って継続し、現在は、就労するための第一条件である居住場所としての拠点作りを全国展開しようとしている。
「助けて下さい」の一言が出ない人たちに、顔を上げさせることの難しさ、しかし、そこから立ち直っていく人たちとの連帯感が逃げ遅れた理由。
まだまだ日本には素晴らしい人たちが素晴らしい活動をしていると実感できました。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩