食事法
2025-01-11 (土)
上記の図を見て、「ご飯・漬物・みそ汁をよく食べる習慣」の「1.03」を、「肉類・牛乳・油脂類をよく食べる習慣」の「0.78」より危険性が低いと見誤る人が多いのではないでしょうか。それは違いますよ、というグラフなのです。
一時期は、豆、種子、海藻、野菜、魚、キノコ、いもなどを摂ることが健康に繋がるとして、「まごわやさしい」とされてきましたが、最近では、長寿の人に肉大好きの方が多いようで、免疫力アップのためには、タンパク質摂取が重要という考え方が散見されます。
野菜を先に食べる、という考え方も否定されつつあるようで、一体、どの考え方が正しいのだろうかと迷います。
ここからは、私の考えなのですが、腸内細菌を基本にしてみると、幼少期から培われてきた腸内環境、すなわち、どんな微生物が腸内に存在しているかによって様々な答えがあるように思えるのです。数十年前にテレビで紹介されていた小太りの女性は、野菜と果物だけの食事で肉、魚類は一切口にしなくとも体重は維持されているとのことで、腸内細菌を調べた結果、牛と同じような植物からタンパク質を作り出す微生物が定着していたということでした。
結論として、何をどう食べればいいのか、の答えは自分の体で試してみるしかないと思えるのです。偏った食事にならないように多種類をそれなりに試していくしかないのではないでしょうか。