柔道混合団体ルーレット
2024-08-06 (火)
3勝3敗からの決勝戦がルーレットで決められ、ネット上では疑惑の声が上がっている。
「1964年東京五輪で初めて正式種目となった柔道は、軽量級、中量級、重量級、無差別級の4種目が実施された。結果は軽、中、重量各級では順当に日本人選手が金メダルを獲得したが、無差別級では本家の期待を一身に背負った神永昭夫が、決勝でヘーシンクに敗れた。」(ネットから)
無差別級とは、柔道家の最強を決める場であり、まさに日本が負けてはいけない戦いであった。
今回のルーレットで最重量級に勝負が託されたことは、まさに、世界一を決めるにふさわしい場面になったのだ。
もし、斉藤立選手が勝っていたなら、より大きな感動を生んだであろう場面だったのだ。
疑惑を抱くよりも、今の柔道界最強はリネール、そして、フランスなのだということを肝に銘じて祝福をしなければならない。
ちなみに、1964東京五輪で神永が負けたことは国際化を進めたとあった。
「日本の柔道が世界のJUDOになった瞬間であった。オリンピックでの正式種目としての実施、そしてヘーシンクが日本人選手を破って金メダルを獲得したこと、この2つの事実が重なったことがその後の柔道国際化の嚆矢となったのは間違いない。
もし無差別級でも神永が勝ち、4種目を日本が独占していたならば、国際化の動きは鈍っていたのではないかといわれている」