栃木県の新規就農農家のEMトマト栽培

栃木県の新規就農農家のEMトマト栽培

2021-08-30 (月)

*重要なのは水管理とEM活性液の葉面散布
第3花房のつぼみを観察し、何本か花が咲き始めた時から肥料と同時に灌水も始める
灌水は、EM活性液50倍希釈液をトマト苗木1本につき2~3リットル。梅雨明けまでは1日おきに、梅雨明け後は毎朝あげます。
 病害虫から守るために葉面散布も欠かせません。
専用の動力噴霧器でEM活性液50倍希釈液をできる限り朝晩散布します。
トマトは高温多湿の気候が苦手で、特に大玉トマトは病気になりやすい品種です。
生産農家などはハウス栽培が一般的ですが、家庭菜園でも雨よけ栽培をお薦めします。
露地栽培の場合は、比較的病気に強いミニトマトが良いでしょう。また、高畝にしてマルチを張ったり、周りの水はけをよくする工夫をしましょう。
霜が降りるまで収穫するための管理
・収穫したら花房下の葉を取る    ・わき芽を欠く
・誘引(斜めに・花房を通路側に向ける)
・梅雨明けまでは1日おきに。梅雨明け後は毎日EM活性液(50倍希釈液)をハウス内に設置した灌水パイプ1本につき2~3リットルくらいを灌水
・2週間に1回の追肥(1㎡当たり塩100g、EMボカシ100g)を畝間(通路)に

うちの庭と市民農園のミニトマトもようやく収穫が始まりましたが、葉を摘むこと、活性液の多さ、追肥に塩、と驚くことばかりですが、EM使用量が多い分だけ、塩も有効に効いてくれるのでしょう。
これらを試してみます。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

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FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩