辺野古
2020-01-03 (金)
内政に関しても、政官の癒着は日本の衰退を象徴しているかのようで、人口減にも拍車がかかり、若者にとって希望の無い現在・未来の閉そく感が漂っている。
沖縄の辺野古移転工事に関しては、軟弱地盤の改良のために沖縄県試算で1兆2千億円が必要で、工期も12年と発表され、県民の反対医師が鮮明なのにも関わらず、工事を中断する気配は見えない。
そもそも、この移転に関しても20年以上前の議論で、当初は移転先の期限付きの使用とされていたことと併せ、また、軍事技術の進歩を顧みない無駄な移転工事という疑問も出ている。
さらに、条件を満たさない細かい搬入土砂のフェンス外への流出による海洋汚染は、絶滅危惧種のジュゴンの生息域の減少、サンゴ礁の消滅など、沖縄の自然破壊を進め、何よりも、沖縄県民の心を踏みにじっていることに気付くべきである。
いつまで沖縄を犠牲にし続けるのか。
民意を汲み取らない政治は、民主国家とはかけ離れた独裁国家である。