表現の自由?

表現の自由?

2019-09-24 (火)

日本会議北海道本部主催のアイヌ民族に関する講演会のタイトル「あなたもなれる?みんなで“アイヌ“になろう?」が白石区民センターを会場にして、9月21日に開催された。
タイトルがヘイトにあたるとして、使用許可取り消しの声が上がったにも関わらず、「条例上、取り消す事由に該当しない」と判断したことは、「表現の自由」を誤解しているとしか思えない。
これは、愛知県のアイチトリエンナーレ2019の企画展「表現の不自由展・その後」の、慰安婦像に対する脅迫を含む外圧に屈した形で,安全優先として中止に追い込まれたことと同じ流れと感じる。
同化政策による民族消滅の責任に言及もせず、少数派を貶める行為だ。
歴史修正主義者としか思えない首相の影響なのか、自虐史観からの解放として、過去の事実にさえ目を背け、弱者への思いやりを無くした言動がマスコミを通して違和感が無くなってきている。
先月、観光人女性を罵倒した東国原英夫氏を、相変わらずテレビで多く見かけることも同根だ。
人の心には矛盾が存在する。
幼児の無邪気にも小動物に対して殺傷行為が具現化し、成人となっても善悪が混然一体となって、時に信じられない行動を起こすことになる。
戦時中の日本軍兵士の蛮行は、食糧支援、兵站を伴わないことからの現地調達もひとつの要因であろうが、住民を人として見なかったことが現在までに続く怨念の連鎖なのであろう。
宗教心の薄い現代日本人の最大の欠陥だ。
昔は、お天道様が見ている、として小さい頃から目に見えないものに対する畏怖の念を持ち合わせていた日本人が多かったのではなかろうか。
あのような心持ちは、幻となってしまっているようだ。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

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TEL:011-398-5817
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代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩