プラスチック・マイクロビーズ
2019-03-04 (月)
100年以上海洋に残留することができ、広範に淡水や海洋の野生生物を汚染していることが発見されているとして、2014年には既に継承が鳴らされていたマイクロプラステイックは、洗顔料、練り歯磨、シャワージェルのような多くの化粧品などに活用され続けてきた。
そんな中、ニューヨーク州議会は、北アメリカの五大湖でプラスチック・マイクロビーズが不安を引き起こすようなレベルにあることを科学者らが発見したことを受けて、禁止法を制定することを決定した。
また、欧州議会 は2018年10月24日 プレスリリースで
プラスチック海洋汚染:欧州議会 「2021年までに使い捨てプラスチック製品禁止の欧州委員会案を支持」
として、
「使い捨てプラスチック製カトラリー(ナイフ/フォーク、スプーンなど)、綿棒軸、ストロー、コーヒースターラーは 2021年から禁止される。
ひとつのタバコの吸い殻は、 500 から 1000 リットルの水を汚染することができ、道端に投げ捨てられると分解するのに 12年かかる。それらは、二番目に多い”使い捨て”プラスチック製品の汚染源である。
海洋ゴミの 70%以上を占めるこれらの製品は欧州議会により承認された計画案の下に、2021年からEU市場で禁止されるであろう。」
と記事にあった。
北アメリカの五大湖などの閉鎖水域では危険度の高まりが如実に表れてくるため、早急な対策が取られ始めているのに、日本の取り組みは余りにも遅い。