ダルビッシュ有
2018-11-07 (水)
一人の命が助かったのだから、自分は本当に良かったなあと思います。自己責任なんて身の回りに溢れているわけで、あなたが文句をいう時もそれは無力さからくる自己責任でしょう。皆、無力さと常に対峙しながら生きるわけで。人類助け合って生きればいいと思います。(ツイッター/ダルビッシュ有2018年10月25日)
安田純平氏が無事帰国を受けての、日本ハムに在籍していた現役大リーガーのダルビッシュ投手の意見です。
まっとうな意見だと思いますが、このツイッターに対して、攻撃的な非難の声も多く寄せられているのに驚きました。
身代金でさらにテロリストたちは、武器を購入して殺戮を繰り返すから、という考えですが、安田氏を40か月も生かしておいた彼らにとって、テロリストからの撤退の可能性はないのだろうか?
ネット情報では「長い内戦を経て無政府状態になったソマリアは貧困や飢餓に苦しんでいた。
豊かなソマリア沖の漁場はソマリア漁師にとっては大切な収入の糧であったのだが、外国の船舶による乱獲で魚がとれなくなってしまった」
この漁民たちが、生きるために海賊行為を始めたという。
寿司ざんまいの社長は、彼らに漁船と技術指導を行い、大きな漁船でのマグロ漁を可能にさせたことで、海賊行為からの脱却に成功したとあった。
現在の所は赤字だが、将来的には黒字になるという。
貧困からの脱出を手助けすることが、ゆるやかなテロリストたちを救うことになると考えるのは甘いだろうか。