ミニトマト糖度コンテスト

ミニトマト糖度コンテスト

2018-08-30 (木)

8月25日、NPO法人北海道EM普及協会において、会員さんが持ち寄ったミニトマトの糖度コンテストを行いました。
昨年は19日に行ったのですが、熟すのが遅かったせいもあり、参加数が少なく15人18点で、最高糖度はアイコ黄の7.8度でした。
平均では、5.46度の結果でした。
今年は、成育初期の日照不足のためか、1週遅くても熟した数が少なく、また、前日の雨のせいか糖度は全般的に低くなりました。
参加者は12人の29点で、最高糖度はネネの5.8度でした。
平均では、3.67度と、昨年より1.79度低く、太陽さんがしっかりと照ってくれなければ、光合成による糖が出来ないことでこの結果となったようです。
ちなみに、ハウス栽培のものでは、糖度6.2度がありました。
また、糖度測定器によって違いがあり、デジタル式のものは、普及協会が保持している光の屈折による測定器より2度高くなりました。
市販されている時に見かける糖度表示が、どのような測定器によるものなのか味わってみるしかないようです。
デジタル式に換算すると、昨年の最高糖度は9.8度となりますから、素晴らしいミニトマトということになります。
糖度を上げる栽培
秋に残差、生ごみ堆肥、ボカシ、牛糞堆肥をすき込み、たっぷりと、EM活性液をかけ、畝を立ててマルチをかけて春を待つ。
春になったら植穴を開け定植。
追肥はなしで、葉面散布を月に2,3回。
これで美味しいミニトマトが食べられます。
お試しを。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

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TEL:011-398-5817
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代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩