アマゾン
2018-06-05 (火)
アメリカでは、ネット通信大手のアマゾンが、生活に関わるすべての物品販売を扱うようになり、おもちゃのトイザラスが消滅したように、既存の一般小売店がなくなってきているとのこと。
人が集まる場所が無くなっていくことは、人間の孤立化を招き、社会性が育まれない環境を作り出してしまうことになる。
そして、フェイクニュースやヘイトスピーチが横行するネット社会の暴力性を増大させていき、生活の便利さと引き換えに、人間らしさを失っていくことになりかねない。
日本でも書店の減少が起きていたり、大手スーパーが撤退した後の買い物難民の増大などが問題になり、対面で販売する下町商店の良さが見直されつつあることを鑑みれば、将来を見据えた個人の購買行動が重要になっていくことを肝に銘じなければならない。