首相の品格
2018-05-23 (水)
昨年、それまでの答弁を撤回して、「初めて知ったのは昨年」と修正したことが、愛媛県の資料から虚偽答弁であったことが明らかになった。
度重なる加計理事長との会食、ゴルフ、バーベキューなどが、利益供与罪に問われかねないとして、答弁修正をしたことで、思わぬ墓穴が眼前に現れてしまったのである。
一つの嘘で、つき続けなければならない嘘の無限回路に落ち込んでしまったようである。
それにしても、往生際の悪さは天下一品である。
小悪党は、嘘がばれても羞恥の気持ちが沸かないようなのだが、その典型のようだ。
アメフト騒動も然りで、監督の厚顔無恥には、呆れ返るばかりである。
お二人ともに、早々の退陣をお願いしたい。
現在の政治の体たらくに関して高村薫氏が言ったという「国民すべての責任、日本の凋落」がますます現実味を帯びてきた。