北朝鮮
2018-05-03 (木)
南北首脳会談が劇的な展開を見せ、5月中には米朝首脳会談が予定されている。
安倍ちゃんは、トランプ、文両大統領に「拉致問題への言及」を確約させたことを、外交成果として誇っているが、恥ずかしいと思わないところがお坊ちゃまの極致と感じる。
自分の問題を他人任せにして、米韓に借りを作る外交姿勢は情けないとしか言いようがない。
財務省のセクハラ問題を顧みるまでもなく、官の質の低下は外務省も同様のようで、北朝鮮へのアプローチルートの欠如に繋がっているようだ。
北方領土問題にしても原則論にこだわるあまり、一歩も前進していないことも根っこは一緒である。
大使館員は、現地情報取得が最重要でなければならない筈が、外遊の政治家の接待が主な業務になっていると以前から言われていたが、旧態依然のままなのであろう。
中東タジキスタンで命を落とした秋野豊外務省政務官や、前文科省事務次官の前川喜平氏のような立派な志を抱いて業務に励む公務員は必ず居るはずだ。
がんばれ!