第6回環境フォーラム「うつくしまEMパラダイス」
2016-12-22 (木)
11月26・27日、福島県福島市の県立福島教育会館で開催されました。
以下は発表者の要旨です。
福島は、汚染土壌の中間施設の建設や健康被害などまだまだ油断を許さない状況は変わりませんが、一方でEM技術など自然の力と人間の知恵で環境が蘇る第2ステージが始まっていることも事実。多くの人がこの現実に目をむけて欲しいものです。
★ナタリア・ティモヒナ副所長の発表要旨
2011年からEMおよびEM飲料の外部・内部被ばく防御の動物実験を続けている。外部被ばくについては、EMおよびEM飲料を与えた場合、酸化抑制、血液の健全化、甲状腺異常の抑制および異常行動の緩和がもたらされる。内部被ばくについては、汚染されたエサをネズミに与えると腸管の粘膜が炎症や小腸細胞の異常細胞分裂、小腸の絨毛の萎縮などが見られるが、EMおよびEM飲料を与えると小腸の粘膜の炎症を防ぎ、異常分裂が抑制する。
★ニキティン博士の発表要旨
EMとEMボカシを用いると、土壌中の放射性物質の低減化、作物への移行抑制などの可能性がみえる。塩化カリウムを散布すると、土壌や農作物の品質の劣化がみられるが、EMを使用すると逆に収量、品質ともに向上する。現代科学の重要なテーマである表土を剥がすことなく汚染を抑制できる農業技術として、さらに研究を重ねたい。