駆けつけ警護
2016-10-01 (土)
9月30日、国会中継。
辻本議員が南スーダンの現在の危険性について、公表されている以上に危険な情勢で、先の衝突による死者数も数倍に上っているとのこと。
その中に11月に派遣される自衛隊活動には、集団的自衛権としての他国軍への「駆けつけ警護」も任務として付与されるかもしれぬ、ということで、万が一の銃撃戦による負傷者を救護する緊急医療の現状を問いただすと、政府側は「3人の医官がいるだけで、緊急の手術などはできない」「来年から訓練を行う」という泥縄式の答弁。
そして、辻本議員が安倍首相に「自衛隊員にもしものことが起きた時には、自身の進退をかける覚悟は?」との問いに、首相は自らの進退に対する明言を避けた。
体制も整えていない部隊の編成に驚くとともに、自衛隊員の命を軽視し、家族、親族の精神的な苦悩を考慮できない首相の傲慢さに憤りを覚えた。
首相の進退など、人の命に比べたら何ほどの物でもない。
たとえ、首相が自らの命を絶っても、自衛隊員の命を取り戻すことはできないことを肝に銘じるべきである。