米国大統領
2016-03-18 (金)
米国大統領の候補者選びが、思わぬ展開を見せている。
泡沫候補と言われていた共和党のトランプ氏が勝ち抜く可能性が高くなり、党が2分されかねない状況になってきている。
自己中心的な発言の多い彼を支持する人たちのすさんだ心情は、決して容認されるべきものではない。
アメリカが病んできている証とも考えられる。
かたや、民主党は社会主義者と自称するサンダース氏が善戦。
アメリカが壊れてきている。
いずれにしても、これから先、アメリカはどのような大統領が出現してくるのか予測がつかないと考え、対米追従の日本の基本姿勢を考え直し、最大国益である平和維持のために何をなすべきなのかを、真剣に様々な観点から考えて欲しいものである。
防衛費の増大は、決して、抑止力にもならないし、国民の幸福にもつながらないことは、多くの識者が語っている。
今までの実績ある武力に頼らない自衛隊の援助と、民間ボランテイアによる様々な支援に予算を付けることのほうが、平和を構築できるのではないか。
お互いの信頼関係を深めていけば、確実に未来につながるはずである。