青年海外協力隊50周年と安保法制

青年海外協力隊50周年と安保法制

2015-09-14 (月)

 今から30年前、イスラム教国のモロッコに協力隊員として2年間滞在した。
地中海に面した比較的裕福な小さな都市で、漁業と観光が売りの2万人ほどの小さな街であった
住民は皆穏やかで、2年間色々な人たちと交流する中、人生に対する考え方の基本を学び、現在に至る方向性を気づかせてくれる転機となった経験であった。
その地の住民たちの日本に対する情報は、広島、長崎の原爆、昭和天皇裕仁、アントニオ猪木、そして、負けはしたが米国と戦い、その後、奇跡の経済大国となったことなどであった
極めて好意的で、すべての人が優しく接してくれた。
しかし、私の協力隊の任期2年が終わろうとしている時期に、米国版協力隊のピースコーの一人が刺される事件があった。
イスラム教を信じる人たちにとって、ボランテイアとして派遣されているピースコーであっても、米国人は憎むべき敵だったのだ。
数日前、10年前にイラクに派遣された自衛隊員の車両が蹴飛ばされる映像をテレビで見た。
米国の手伝いをする奴は日本であろうと許せない、という意思表示であった。
自衛隊員は元より、協力隊員を始め、外国で暮らす日本人や、日本国内でも生命の危険性が増すことを認識し、自衛隊員の人たちが殺し殺されることのないよう政府は法案を撤回すべきと考える。
平和のために行うことは、隣国を敵視することではなく、様々な努力をすることで、相手が嫌がることを続けることではない。
日本は独自の平和外交を貫ける数少ない国のうちの一つなのだから。

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩