映画「蘇生」上映と特別講演会
2015-09-04 (金)
8月30日、かでる2・7で開催された。
札幌では、8月初旬に白鳥哲監督の活動に共鳴する人たちが、上映会を開催していたこともあり、参加者数を心配していた中、実入場者は200人を越え、なんとか面目を保てた。
会の冒頭、司会者の問いかけで比嘉先生の講演を聴く人が4割ほどいたことが判明。
これは少々驚きであり、また、普及という観点からは非常に良い傾向であると思えた。
参加された人たちには、映画でもこまごまと説明されていたが、実体験することで「EM」の素晴らしさに気づいて頂きたいものです。
映像では、微生物による「元素転換」を主張する科学者や作家などの話が紹介され、比嘉先生が主張する「EMによる放射性セシウムがバリウムに転換」説を裏付けていた。
しかし、日本国内では非主流派であるがために、「EMはニセ科学」として否定され続けているのである。
国策として活用されている、タイやインドネシアなどの海外でのEMに対する信頼度の高さも紹介されていた。
欲を言えば、インタビューを受けている指導階級の方たちの顔を映しているよりも、活用している現場映像を流して頂けると、より良いEM紹介の映画になったのではと感じた。
白鳥哲監督の話で、特に興味を引いたのが、子供が健康になりますように、という慈しみの気持ちを発酵菌にかけることで発酵度合が変わってくる、ということ。
微生物たちは、人の「祈り」や「感情」のエネルギーを感じ取ることが出来るという事です。
最近では、腸内微生物(腸内フローラ)の健康に対する重要性、体内に存在する微生物叢(マイクロバイオーム)の遺伝子が人間の細胞遺伝子に取り込まれていて、人間の成長に関与し、感情に影響を与えることが明らかになってきている。
突き詰めて考えれば、猟奇的な事件が後を絶たない原因は、新自由主義的な経済環境が人の心を荒ませることに加え、生活環境や食生活の乱れもその原因の一つとして考えると、子供たちの食環境も重要視しなければならない問題なのだと強く思う。