堆肥化実践者セミナー
2015-03-01 (日)
毎年恒例の堆肥化実践者セミナーが実施されました。厚別区、中央区、南区、東区、西区の5か所で開催され、相変わらず、段ボール式で堆肥化をされている札幌市民の方が圧倒的に多く、私は、密閉式とコンポスター処理をされている方々のグループ担当で、問題点などの解決方法などの説明をしてきました。
昨年も参加して教えてもらった通りに処理してみたら、さらさら状態で気持ち良く処理できたという方もおられ、喜ばしい限りですが、その方には、もう一段上のステップに上がって頂きたいとお伝えしました。
密閉式で発酵させたものを直接畑に戻すことが最良なのですが、キツネやねずみなどの被害を防ぐために、一度コンポスターで分解させなければならない場合、撹拌回数を少なくすることで、生ごみが持っている栄養素とビタミンや酵素などの抗酸化物質を残すと、より肥料効果の高いものが出来上がるのです。
生ごみの「減量」を目標とすることに加え、菜園にとってより良い堆肥にすることの喜びを知ってもらいたいと感じました。