堆肥化実践者セミナー

堆肥化実践者セミナー

2015-03-01 (日)

毎年恒例の堆肥化実践者セミナーが実施されました。厚別区、中央区、南区、東区、西区の5か所で開催され、相変わらず、段ボール式で堆肥化をされている札幌市民の方が圧倒的に多く、私は、密閉式とコンポスター処理をされている方々のグループ担当で、問題点などの解決方法などの説明をしてきました。
昨年も参加して教えてもらった通りに処理してみたら、さらさら状態で気持ち良く処理できたという方もおられ、喜ばしい限りですが、その方には、もう一段上のステップに上がって頂きたいとお伝えしました。
密閉式で発酵させたものを直接畑に戻すことが最良なのですが、キツネやねずみなどの被害を防ぐために、一度コンポスターで分解させなければならない場合、撹拌回数を少なくすることで、生ごみが持っている栄養素とビタミンや酵素などの抗酸化物質を残すと、より肥料効果の高いものが出来上がるのです。
生ごみの「減量」を目標とすることに加え、菜園にとってより良い堆肥にすることの喜びを知ってもらいたいと感じました。

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EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩