佐藤のりゆき
2015-01-05 (月)
4月12日の北海道知事選挙に立候補しているお二人の鮮明な違いは、泊原発の問題。様子見の高橋知事、即時停止の佐藤氏、明確なのがいい。
北海道に原発がいるのかいらないのか早い時期にはっきりさせるべきなのだ。
3月で4年が経過しようとしているのに、国は将来的なエネルギー計画を方向修正しようとしている。
これは、国民の生命、人生、生きる権利を無視し、また、確率的な安全論は原発技術に対しては不適切であることを福島で学べていないことを意味する。各電力会社は既に、津波対策のために防潮堤などの工事や設備の改善などで2兆円ほどを費やしているという。
この金額はすべて国民が電気代として支払うことになる。
これだけの予算を、電力網の充実に回していたなら明るい未来が見えるはずであった。
溺れかけている船に早目に見切りを付けなければ、日本という国は自然資源を生かせないまま沈没の危機に瀕すると思われる。
原発や、無駄な土木工事は早急な方向転換を図らなければならない。
函館市は大間原発稼働差し止めを求めている。
今や、地方が主体となりエネルギー問題を決定するべきなのだ。
北海道も大きな決断をする時である。