山本太郎 秘密保全法
2013-10-03 (木)
10月1日夕方、札幌駅近くの紀伊國屋書店前で、太郎氏の話を聴いた。
50人を超える聴衆に熱く語りかけたのは、この秋の国会で成立してしまいそうな「秘密保全法」に対する危険性であった。
戦時中の治安維持法と同様、解釈次第でどんな人間でも拘束可能な法律で、政府に都合の悪い案件をすべて秘密にでき、将来の公開の義務もないという、恐ろしい法律である。
太郎氏は、地元国会議員に対して、有権者が法案に反対する意思表明をすることが力になることを力説していた。
自分には肖像権が無いので、と言い、参加者とのツーショット写真を活用して是非皆さんがこの法案に対する反対の意思をネットで拡散して欲しい、そして、それぞれの地元議員に反対表明のFAXを送付していただきたいとお願いしていた。
鈴木宗男元議員が無所属議員として活用していた、大きな議員特権である質問主意書による調査活動さえも難しくなることを考えると、まさしく、大問題である。
原発に関してその実態である建設費、維持費などの真実の数字や、原発周辺海域の放射能汚染などの実数値など、明らかにしてほしいことは多い。
何にもしないよりは、何か行動を起こすことが大事。
ビキニでの被曝の実態究明と被爆者の救済に尽力されている元先生の活動がいつか認められることが来ると信じて、そして、同じく太郎氏の小さな活動が少しでも大きな輪になることを祈る。
ちなみに、道内選出の国会議員のFAX番号(参議院)
小川勝也 011-251-5577
伊達忠一 011-207-5535
徳永エリ 011-218-2135
長谷川岳 011-223-7709