トウキビの茎葉の堆肥化
2011-09-14 (水)
秋の堆肥作り
トウキビの茎葉の処理は収穫直後が一番よろしい。
完全に枯れさせてしまうと、茎に含まれていたタンパク質分がガス化して肥料分が減少するのみならず、春までの土中での微生物分解が遅くなるからです。
生野菜のほうが乾燥野菜よりも日持ちがしないことを考えると理解しやすいかもしれません。
枯葉が夏の高温期を経過させなければならないことも同じ理屈と考えてもよろしいでしょう。
これから収穫が終わるナスやトマト、キュウリなども、早目のボカシ処理で畑にすき込みましょう。
繊維質が土壌の物理性改善に役立ち、生物性の向上にもなります。
そして、植物体が抱えているミネラル補給にもなりますので、周囲の雑草なども集めてEM生ごみ堆肥などと同時にすきこんでやると一層効果的です。
来年のための土作りを実施しましょう。
強風で傾いたトウキビ 収穫
トウキビの茎葉のすき込み