自然エネルギー
2011-04-30 (土)
4月30日朝、ウェイクアップという番組で、河野太郎議員いわく「原発の寿命40年なのだから、自然エネルギーに切り替えつつ2050年に脱原発を目指すべき。地域独占企業型による電力業界からの自民党への献金、民主党と労組票の癒着、これらを解消。」
それに反論する形で田中なにがし氏は「自然エネルギーは変動的で不安定、原発などの高品質電力は欠かせない」とのたまう。
環境エネルギー政策研究所の飯田哲也氏は、「世界の趨勢は自然エネルギーの爆発的な増加」と答えていた。
起きてはならない事故が起きても、まだ原発必要論が存在し、日本が進むべき道を誤らせる意見がある。
過剰優遇されてきた原発技術を手放し、自然エネルギーへの転換に向かうことが、今回の事故を無駄にしない唯一の道なのだと強く思う。
環境省が出している日本の自然エネルギー可能容量は、原発数十基分もあると言うのであるから。
ちなみに、本日14時からエルプラザで、「はんかく祭」が催される。京大原子炉実験所の今中哲二氏と前出の飯田哲也氏が講演をされる。
今回の事故の真実と、これからのエネルギー政策について、の話を聴き、少しは胸のつかえを取り除きたいものである。
P.S.昨日、エルプラザで放射能汚染に関する上映会があったが、厚労省の許容限度量の数値の引き上げの迅速さは、いかにも役人仕事と思われた。
国民の命は軽視されているのである。