岩見沢市の食中毒
2011-02-18 (金)
北海道から委託の環境保全推進委員として最終年の4年目ですが、今回は下記のような提案をしてみました。
児童の食生活の調査実施
先週の給食による食中毒の発生を、原因究明のみに終わらせることなく、食育による健康作りのデータ取得の機会ととらえ、各生徒の日常の食生活の調査を実施することを提案します。発酵学の小泉先生の話を聞くたびに思うことは、腸内細菌を良い方向に導く発酵食品の重要性をもっと広く知らせることが大事あるということ。病原菌が体内に入っても、腸内細菌が正常であれば、その害も少なくて済むということ。数年前に本州で0157が猛威をふるった時期に、ある保育園の園児たちは殆ど健康を維持し、罹った数人も軽症で済んだということがありました。その保育園では、毎日の昼食に必ず一つは発酵食品を食べさせていたということでした。今回の事例でも、発症しなかった児童や、発症しても病状、回復度に違いがあるはずです。騒動が収まってから、漬物、納豆、ヨーグルト、味噌汁などの発酵食品の摂取量、脂分の多いもの、お菓子、ジュース、炭酸飲料など体に良くないと言われているものの摂取量、睡眠時間、テレビの視聴時間など、健康に影響を及ぼすと思われる項目を調査し、それを生かす方向で動くことが重要と考えます。