生ごみ処理ビデオ
2010-12-12 (日)
9日10時から、中沼の生ごみ堆肥化の実践をされている家庭で、札幌市が制作するビデオの収録があり、技術指導役として参加。生ごみは一晩水分を飛ばしてから密閉容器に入れるというだけではなく、お茶がら、みかんの皮、バナナの皮、卵の殻は小さく刻んで乾燥させておき、生ごみ処理時の水分調節材として活用していた。お茶がらは、そのまま入れると水分過多にして容器内の状態を悪くしてしまうので、乾燥させて水分を吸収させる側にすることは、ベストの処理の仕方。さらにみかんの皮は、畑に返すとねぎ類のかび病予防に対し効果があるので、あらかじめ混ぜ込み処理することで耐病効果も上がり、卵の殻は細かくしておくことで容器内の酸性状態に長く多くの面積が触れることで、カルシウウム分が畑の中で溶け出しやすくなる。様々なものを細かくして乾燥させておくことで、長い期間の容器内の処理が可能になり、臭いも出にくくなる。そして、、微生物の活動が長期になることで、様々な酵素・ビタミンなどが生産され、微生物数も増え、まさに、微生物活性値の高いアミノ酸堆肥が出来上がり、このような堆肥を施用すると、多少の物理性の悪さは克服され、健康元気野菜の収穫が可能になるのである。
教訓:良質堆肥はこまめな処理から
茶がら、みかん、バナナ、卵の殻 ハサミより包丁切断のほうが楽