ウチダザリガニとモロッコ料理
2010-09-02 (木)
30日6時から、外来種のウチダザリガニを考える、そして、試食することを目的として15人ほどの学生さんたちの集まりに参加。まず、その生態が説明され、近年では、道内のみならず本州にも生息域を広げていることや、洞爺湖のホテルではレイクロブスターとしてメニュー化されるほど捕獲されていることなどが発表された。それから、、茹で上がったザリガニの殻むきをおこない、パエリアに入れて味わった。シャコとおなじような食感と味で、なかなか美味。小生が頼まれていたモロッコ料理に入れるほどの量がなかったのが残念であったが、久しぶりのモロッコ料理はすぐになくなった。最後に、ウチダザリガニのこれからについて話し合ったが、一度野に放たれた種の絶滅は無理であり、大繁殖させないためには、住民を巻き込んでの一斉捕獲を毎年行うしかないのである。様々な外来種が野生化している現実を見ると、暗澹たる気持ちになるが、ほとんど無制限にペットの輸入販売が行われていることを禁止するなどの措置が必要であるし、犬猫などのほかの野生種をペット化することへの風潮も(動物番組も含め)是正していかなければならないのではないだろうか。
毎朝20個以上の花が咲く朝顔