身近な化学物質
2010-06-08 (火)
部屋の消臭にEMを使用されている方などから「ファブリーズは大丈夫?」、「シャンプーは?」「消臭剤は?」と聞かれます。「買ってはいけない」の著者渡辺雄二氏が次のように書いています。「ファブリーズ」の除菌成分は多分塩化ベンザルコニウムという陽イオンの界面活性剤で、細菌の細胞膜を破壊するもの。インフルエンザ対策として室内を無菌化する商品、大幸薬品の「クレベリン」は毒ガスである二酸化塩素で、企業は低濃度であるから影響が出ない、としているが、消費者の不安につけこんでいるとしか思えない。「温泉の素」に効果はほとんどなく、人工的なニオイやタール系色素なので体に良くない。「ボデイシャンプーやリンス」などは、合成界面活性剤を体に塗っているわけで、使うとヌルヌルしてなかなか落ちない。「バルサン」は除虫菊のピレトリンをまねて化学合成したピレスロイド系のペルメトリンで動物実験で発がん性がある。防虫剤の「パラゾール」はパラジクロロベンゼンで、ベンゼンに塩素が2つついている物質で、肺から血液中に入り込み、胎児や母乳から乳児への移行が心配です。「蚊取り線香」「殺虫剤」はほとんどピレスロイドで、神経毒があり、人間には影響しないだろうということで使われているが、揮発する化学物質は特に注意が必要であり、免疫を害されると微量なものでも過激に反応する可能性が出てくるので、可能な限り使用しないことが健康を維持するためには良い。ということで、皆さん市販の便利なものには要注意です。
朝の散歩 一列縦隊(3匹だけの)