ぎっくり腰その後
2010-03-24 (水)
靴下を履くことがこんなに面倒なのという感じの数日が、森岡の2回の手当てにより、一気に回復。筋肉痛なのか、内臓疾患からなのかは判別不可でしたが、治ったおかげで、22日には、岐阜から来道した協力隊OB家族と会食。1時半から4時まで北広島市で「EM自給菜園の会」の勉強会を終えてから、急いで札幌に出た。モロッコから帰ってきたとき以来の23年ぶりの再会で、お腹周りが大きくなっていることはこちらも同様、しかし、彼は相変わらずの探究心を持ち続けていて、また子供たちへの教育が素晴らしいと感じた。今回は高2の娘さんと奥さんが一緒であったが、息子2人の合わせて3人の子供たちに、種子島への1年間の留学経験や、スキー、こちらはとうに忘れてしまったフランス語、そして、趣味の無線と様々な分野でハイレベルを習得させているのである。素直に育った娘さんを見れば一目瞭然で、いい家族であればこそ、こうなれるのであろうと思い至った。今回の来道も、娘さんと奥さんの二人が無線の全国大会での上位入賞のおかげらしく、知らない相手との会話を楽しんでいるだけと思っていたアマチュア無線に、複数発信ポイントを探し出すオリエンテーリング全国大会なるものがあることを初めて知った。5箇所の発信機が置かれた場所を、複数箇所から電波を受信することで発信機の位置を特定していく競技で、地図を読む能力、自分の体力、受信された電波から、その位置を特定するためにどの方向へ移動すればベストなのかの推理力が必要になってくる。磁石を持たせても、N極とS極を間違えてしまう方向音痴の小生では、おそらくスタートポイントにも戻れないで迷子になってしまう競技のようで、異次元能力の持ち主たちの集まりと感じた。ぎっくり腰が治ったおかげで、楽しい時間を過ごすことができた。なんと言っても健康が一番です。