てふてふ
2009-12-06 (日)
はつてふく なに色と問とふ 黄とこたふ
中学校の教科書にあった句であるが、12月6日9時、新聞を読んでいると、何かが窓に向かって動いた。ガラスに張り付いていたのは、なんと蝶々。モンシロチョウだと思うが一体どこからやってきたのやら。今朝はいつもより高めの5℃の外気温ではあったが、猫に付いて来たわけでもなかろう。鉢物も少し置いてあるが青虫が食べられるようなやわらかい葉は無い。ましてや、これから必要になる花なども咲いていない。部屋に置いて餓死を迎えさせるか、今晩の寒さに凍え死ぬかの選択は、自由を与えることを根拠に窓から外へ出すことで、おのれから責任を回避させた。蝶々は寒空の中をひらひらと頼りなげに飛んでいった。