国道沿いの花壇をEM処理

国道沿いの花壇をEM処理

2009-10-21 (水)

市民ボランテイアの婦人団体による、国道沿いの花壇の秋処理にEMボカシが利用されました。昨年、飛び入りでお手伝いした際に部分的にボカシを入れ込んだのですが、「花の状態が違った」、「土がふかふかになった」と例年との違いに驚き、今年はそれぞれの持込によるボカシが混ぜ込まれました。他の地区でも使用したいとのことで、区役所の職員の方が60Kgのボカシも注文してくれました。サルビアなどの花の残渣をごみとして出さないことと、土壌を改良していくことが出来ることに意義を見つけたようです。EMの力を認めてもらうことが出来て喜ばしい限りです。今年はおよそ20人のご婦人方が一生懸命スコップで溝を掘り、花の残渣を入れてボカシをかけて混ぜ込み、最後に土をかける作業が1時間弱で終了し、「来年が楽しみ」ということで終了しました。こちらからは、プラステイック箱にボカシ土を入れたもので、6月から処理した生ゴミ堆肥を持って行き、すきこみました。肥料効果の高いものですから、これもまた楽しみです。家庭の菜園の秋処理も同様ですが、ボカシ作りが間に合わない場合は、米ぬかを少し多目に入れて、米のとぎ汁EM発酵液を原液のままじょうろでかけて、土と混ぜ込む方法でも可能です。土を良くしていくには、落ち葉や周囲の雑草などの有機物を入れて分解させ、腐食質を多くすることが大事です。
           すきこみの様子        
CIMG1225
     
     5ヶ月分の生ゴミを分解させたもの
CIMG1133

EMとはEffective Microorganismsの略語で、有用な微生物群という意味の造語です。 EMは自然界から採種し、抽出培養した複数の微生物資材で、琉球大学農学部の比嘉照夫名誉教授が開発しました。

〒061-1147
北広島市
里見町2丁目6番6
TEL:011-398-5817
FAX:011-398-5827

代表細川義治のプロフィール
2011年NPO法人
北海道EM普及協会 理事長
活動内容
・生ゴミ堆肥化の技術指導(札幌市の派遣講師事業)
・家庭菜園でのEM利用技術の普及
・授産者施設でのぼかし作りの指導
・小中学校の環境改善のためのEM利用の普及
・有機農産物の普及
趣味
・映画鑑賞
・1匹の愛猫との散歩